久しぶりに映画を観た。映画は楽しい。音楽や文学が人生になくてはならぬものであるように、映画も人生になくてはならぬものである。
久しぶりに観た映画は「アデライン、100年目の恋」である。
【ネタバレ注意!】
アデラインは雷に打たれて年をとらない体を手に入れた。しかし、それ故に、政府に追われたりと色々大変。段々嘘を付くのに疲れてくる。
そんなとき、運命の彼氏とであう。彼氏の実家に行くと、なんと彼氏の父親は昔の恋人だったという。
それで逃げ出すのであるが、交通事故で死にかけて、電気ショックで甦ると、再び年をとる体に戻って、彼氏と幸せに暮らす、というハッピーなお話し。
こうやって書くとつまらない平凡なストーリーだが、役者は台詞や演出がよく出来ていて、観ていて楽しい。
はっきり言って話は陳腐である。年をとらないという設定もSFとはほど遠く、いちいちそんな設定にしなくても、別にお兄さんが昔の彼氏とかでも全然OKじゃね? みたいな。