もう人間がAIに囲碁とか将棋とかで勝てるはずないので、そんなことはどうでもいいのであるが、柯潔氏のジャケットの方が気になった。
タキシードとかで見かけるショールカラーだ。ヘチマ襟とも言う。ピークドラペルでもなければノッチドラペルでもない。コージラインのないジャケットだ。
違うネクタイでもよく着ているので気に入ってるのだろう。これにボータイでも絞めていれば違和感は減ったであろうか、日本のサラリーマンと同じダービータイを絞めている。うーん、斬新。
マオカラーといい、このヘチマ襟といい、中国人の西欧から来たものを唯々諾々と踏襲するのではなく、オリジナリティを追求する姿勢は尊敬に値する(カッコいいかどうかは括弧にいれて)。わたしもクラシックばかりを追求するのではなく、なにか新しい発信をしたいものである。