革ボタン、レザーボタン、バスケットボタン、などと呼ばれる種類のボタンで、革を編んでプレスで圧着したものである。
わたしはこのボタンが好きだ。しかし、父親の30年以上前のジャケットなので、一つ、また一つと取れてしまう。仕方ないので、新しいのを買ったのだが、なんとプラスチックの偽物で、テンション下がることこの上ないのだが、仕方なく付けている次第である。
先日、また一つ取れてしまったので、分解してみた。革紐を編んで作っているというのは聞いていた。確かに、その通りだ。ペンチで真ん中から切断した。かなり硬い。何回か角度を変えて、ようやく切断した。切断と言うより、最後は割ったという感じか。
後ろ側の革が千切れて取れてしまうのである。修復不能なのだ。
ペンチで切断中。
最終分解。革紐で作られているのがわかると思う。