文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

5mm単位のパターンオーダーなんか出来ないものであろうか。

昨日の続きだが、男市では丸縫い既製ジャケットを試したかった。アトリエメイドでツイードのジャケットやブレザーを羽織ったことがあったが、やはり、帯に短し襷に長しでジャストサイズがなかった。

縫製というのはミリ単位の誤差が生じ得る。5ミリくらいは大目にみないといけないらしい。そのための仮縫いなのだろう。丸縫い既製ジャケットも何着も着ていればそのうちジャストサイズがあるのではなかろうかと考えた。

悲しいかな、それ以前に自分の体型に合う在庫がすでになかったのである。趣味でない柄のを羽織ってみたが、どうもしっくり来ない。一人の職人がまるまる縫い上げているのは分かるのだが、やはり、ジャストサイズでなければ、文字通り「身の丈に合わない」のである。

松屋はいままでパターンオーダーは4割だったらしい。それを近年改装して5割に伸ばすという。パターンオーダーは1cm単位が多い。例えばA4とA5の着丈の違いは2cmなので、その中間が選べるというわけだ。でも、せっかくならば5mm単位のパターンオーダーなんか出来たら、もっと着心地の良いジャストサイズが出来るのではないか、などと考えてしまう。縫製の誤差は5ミリ以内とのことなので、やはり無理なのであろうか。

人間の体にとって1cmはかなりの長さである。