文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

よい店の条件は、悪情報をしっかりと伝えられる店員がいるかどうか。

よい店の条件は、店員がしっかり悪情報を伝えられるかどうかである。

自分はトラウザーズが欲しかったので、某紳士服屋でオーダーした。値段は2万弱であったが、百貨店で購入すればやはり同じくらいの値段だろう。

もちろんウール100%である。百貨店ではまだウール100%が出回っていなく、トラウザーズを見て回っていると、店員はしきりにウール50%くらいの品をすすめてくる。

「ウールが少ない方が皺になりにくいし安いですよ」

確かにその通りかも知れない。しかし、それではダンディではない。やはりウール100%は必須の条件である。

モヘヤが混ざったのもすすめられた。モヘヤはアンゴラ山羊の毛だから天然素材だ。柔らかく艶がある。ただ、高いのでやめた。

自分が行った店の店員は容赦なく悪情報を伝えてくる。

「お客様のお尻は大きいので既製品では合いませんね」
「ほら、ウエストに対してお尻が大きすぎる」
「お尻が大きいのでマチを広くとりましょう」

やはり自分はケツデカ成人なのである。そして、悪情報(わたしにとって)をしっかりと伝えられる店は信頼の置ける店のはずなのである。

 

さてさて。注文トラウザーズの出来が楽しみである。