某アウトレットに行って、某メーカーのスラックスを何着か試着した。自分的には76が一番格好良かったのだが、少し苦しい。79なら難なくはける。お洒落は苦しみが伴うものであるという。ならば無理して76にするべきであったか。体重を落とせば良いだけであるのだから。
結論から言うと、買わなかった。76を買う勇気がなかったのだ。79にはノータックのものしかなかった。
もともと西洋のドレススタイルは、体型を補正して美しく見せるという思想がある。タックもその一つだ。タックのことを本来はプリーツというのであるが、日本ではタックで通ってしまっている。
さて、そのタック=プリーツであるが、自分のようなケツデカ星人にはノータックはぴちぴちで醜い。タックの余裕があった方がシルエットが圧倒的に綺麗なのだ。ぜひ標準体重以上の諸賢には履き比べてもらいたい。比べると分かる。
最近はノータックが流行っている。細身が美しいのは分かる。だが、デブが細身のをまとえばぴちぴちでスラックスがタイツになる。これは美しくない。