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第167回 芥川賞 候補作

 

小砂川(こさがわ)チト「家庭用安心坑夫」(群像6月号)

 

鈴木涼美「ギフテッド」(文学界6月号)

 

高瀬隼子(じゅんこ)「おいしいごはんが食べられますように」(群像1月号)

 

年森瑛(あきら)「N/A」(文学界5月号)

 

山下紘加(ひろか)「あくてえ」(文芸夏季号)

 

とのことで、全員女性。これは芥川賞始まって以来167回の歴史の中で初めてのことらしい。

 

ジェンダー問題が囂しい昨今、大丈夫なのかと心配になる。

 

というか、こういう話題でも作らないと芥川賞は見向きもされなくなってしまった感じがする。

 

さらに今回はすばるも新潮も、もちろんトリッパーも入っていない。一体どうなってしまったのか。

 

ちなみに、「N/A」は文学界新人賞で、芥川賞候補が発表される前に読んだ。感想も書いたのだが、ノートに書いてあってテキスト化してない。近いうちにする。

 

今回は全部読めないかもしれない。文藝夏季号が最新巻なので、貸し出し不可なのだ。図書館で読めばいいのであるが、あんまり長時間図書館で読書するのは好きではない。

 

しかし、ご覧の通り、高瀬氏以外は全部最近の作品。うーん。気になる。

パラサイト 半地下の家族 を観た

 

 

カラー版と白黒版があり、わたしはカラー版を観た。

 

ネタバレあり!!

 

大人気作品なので、わたしが屋上家屋なだけなのであるが、ひさびさにハラハラする映画を見せられた。

 

そもそも、この家族、大胆すぎるのである。いくら家主が旅行に行ったからといって、家族みんなで上がり込んで宴会はないだろう。

 

もう家主が帰ってくるのが予想出来すぎて思わず早回しにしてしまう。

 

しかし、それだけじゃない。なんと、地下に別の家族が住んでいて……、という凄まじいお話。

 

そして、セレブと貧民の葛藤があり、最後はそれが爆発する形だ。

 

お薦めの映画なり。

 

 

 

モノクロ版も面白いらしい。内容は同じようだが。いつか観てみたい。

ザ・ファブル を観た

 

 

 

分かりやすくて面白い。誰にでもお勧め出来る映画。

 

最近岡田作品ばかり見ている気がするが、この作品はまさにはまり役だ。

 

痛快アクション、抱腹コメディ、ただ、血がめっちゃ流れるので、血が嫌いなひとはやめておいた方がいいかも知れない。

 

一昔前の義理人情のヤクザが登場したり、劇画チックな殺し屋二人組が登場したり、飽きる暇が無い。ちょっと五月蠅いが。

 

純粋に娯楽映画を観たい人には是非ともお薦めである。

 

新作もあるので、プライムになるのが待ち遠しい。

 

漫画も読んでみたい所である。