今日は太平記を読み終わった感想をUP予定だが、その前に余りに看過できない記事を見つけたので一言。
諸賢はこれを見てどう思うだろうか。
「富裕層の連中、みんなが困ってるのになんてひどい奴らなんだ」
と思わないだろうか?
ルサンチマンという言葉はわたしの為にあるような言葉なので、わたしも当然富裕層は嫌いだし、超富裕層は大嫌いだ。
だが、わたしも少ないながら運用している身なので、この記事の酷さは瞬時に分かった。
まず、記事を読んでもらいたい。
この記事のミソは、
「3月18日以降のデータから報告書をまとめ、今月4日に発表した」
と言うところである。
では、これをご覧戴きたい。NYダウのチャートだ。
ご覧のとおり、3月18日というのはほとんど底である。20,000ドルを割ったところだ。
それと現在の資産を比較している。富裕層を貶めるための非常に恣意的なデータの用い方である。
おそらく、2月頭と現在の資産を比べたら、10兆ばかり減っているのではないだろうか? すくなくとも、チャートを見る限りそう読める。
19時にはいつも通りの更新をする。これは号外である。