緊急事態宣言が1ヶ月延びるそうだ。
わたしはかねてよりこの緊急事態宣言の悪を唱えてきたが、ようやくヤフコメなどにも、緊急事態宣言の愚かさを指摘するコメントが主流になってきた。
ただ、緊急事態宣言を冷静に判断すると、政府は自粛を求めているだけで、自粛しているのは国民なのである。
たとえば、原子力緊急事態宣言は2011年3月11日午後7時3分に発令されているが、いまだに解除されていない。だが、こんな原子力緊急事態宣言が出されていることもみんな忘れている。
それでいいのではなかろうか。政府は緊急事態宣言を出し続ける。しかし、自粛はやめる。緊急事態宣言と同時に、自粛を自粛する要請を政府は発しなければいけない。そうしないと、本当に終わるぞ。
安倍さんも、ここまで国民が自粛するとは思わなかったのではなかろうか。適当に緩くやってくれると思ったら、経済危機を引き起こしたことに驚いているのではなかろうか。
江戸時代の五人組は未だに生きていた。現代社会は連帯や相互扶助はなくなったが、相互監視だけは連綿として受け継がれたようだ。
頑張ってるのは堀江氏と小林氏ぐらいか。探せばもっといるだろうが。
コロナ自粛を廃絶するためには、マスコミが自粛を非難するような報道を積極的に行う必要がある。全国の知事はこれまで以上に観光に力を入れる。
もうコロナよりも自粛がヤバいことは身を以て知っているのだから。
そろそろ流れは変わるだろう。流れがかわると、今まで自粛自粛言ってた連中が、180度向きを変えて、「経済再開」を唱え出す。コロナの状況などさほど変わらないのに。まぁ、わたしもその一人だ。せめて、流れを変えるのに貢献すべく、最近はリアル世界ではコロナよりも自粛が悪であると主張している。頭ごなしにしかりつけてくるものもいるが、理解を示す人間も多い。同調したいのだが、周りの空気を確認している人もたくさんいる。