土日の引きこもり中に観た。
わたしはタイムリープものが好きである。
ただ、本作品は、「別に戻るまでもないんじゃないの?」という程度の戻り具合だ。
つまらなくはないので、ご覧になるのを止める気はない。以下、ネタバレありなので要注意。
ネタバレあり!!!!!!!
たとえば平井さんは過去に戻って妹の真意を知る。
だがこれも、ふとした拍子に友人から聴くとか、手紙を間違えて読む、とかいくらでも真意を知る方法ある。わざわざ過去に戻らなくても。
松野豊にしても、妻の手紙を過去に行ってもらう必要はない。現存しているんだから現在で手に入れればいい。
数にしても、あの12月のクリスマスの日に母親を目撃した誰かと会えば済むだけの話なのである。わざわざ子供を使って過去に戻らせなくてもいいのである。
また、この珈琲屋のルールが物語を構成させるために作られたルールにしか見えない。
観ている最中は、ぼけっと観ているので面白いのであるが、あとから冷静に考えると疑問がふつふつと湧いてくる。
あと、泣ける、とあるが、わたしは全然泣けなかった。
原作はいろいろ続編があるらしい。