荒唐無稽のハチャメチャSFアクションである。これは映画館で観るべきかも知れない。おそらく、スクリーンで観たら迫力が違っただろう。
そもそも都市が移動する必要があるのか、とか、もう突っ込みどころは満載であるが、そういう細かいことを考えずに観ると普通に面白い。
親子の秘密、正義に見えて実は悪、権力の乗っ取り、ターミネーターみたいなロボ人間、ジブリみたいな飛行船、危機一髪でミサイルを止める、下層民と上層民、失われた文明のアイテム、などなど、考えられる限りの面白い要素を取り込んでいる。
ただ、あまりにも面白要素がバッティングセンターのボールみたいに次々出てくるので、どう咀嚼していいのかわからない。
荒唐無稽SFが許せる人なら面白いと思う。それ以外のひとはやめた方がいいかも。