文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 

アフタースクール を観た 感想 レビュー

 

 

 

ネタバレ有り!

 

ということで、ネタバレが気になる人はこの先に進まないほうがいい。

 

この作品、久しぶりに興奮するおもしろさだった。どんでん返しというものをどうやるのか、手本となるような作品である。

 

見事に観客は何回も何回も騙される。

 

わたしはエンタメ作品を「たかがエンタメ」と馬鹿にする嫌いがあるのだが、ここまで徹底してくれると芸術の域である。

 

ただ1カ所、惜しい点があるとすれば、外相が街宣車の上で選挙演説をしているところである。

 

まず、外相は自分の選挙カーの上で自分のタスキを掛けて選挙演説をする確立は相当低い。諸賢も総理や閣僚の演説をご覧になったことがあると思うが、だいたいは党の街宣車の上で行う。それも、誰か候補者の応援か、さもなければ党の合同演説会だ。

 

安倍さんや麻生さんが自分の名前を付けたタスキを掛けているのを見たことがあるだろうか? それと同じである。

 

だが、仮に外相が自分の名前のタスキを掛けて自分の街宣車の上で演説を行うことがあったとしても、必ずSPが立つ。そして、SPは絶対に聴衆に向けて手を振ったりはしないのである。

 

どこの誰がアドバイザーを務めたか知らないが、あのカットはリアリティに欠けていると言われても仕方がないのではなかろうか。それも、大ボスなので、あのミスは痛い。

 

そんな欠点を吹き飛ばすほど、この作品はすごい。見るべし。

 

どうでもよくないのだが、内田けんじ監督はタイトルの付け方をもう少し考えた方がいい。たぶん、作品に対する絶対の自信の表れなのであろうが、「アフタースクール」ではなんら興味も喚起しない。鍵泥棒のメソッドが面白かったから見たのであって、あわや、この名作を見逃すところであった。

 

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鍵泥棒のメソッド

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