アマゾンプライムで観られる。30分ほどでサクッと観ることが出来る。日本ではこういう作りの番組は少ないだろう。観る雑誌、という表現がしっくりくるだろうか。
バルザックは一日に50杯コーヒーを飲んでいたと伝えられるが、その飲みっぷりをユーモラスに再現映像にしてみたり。ただ、どうせなら、バルザックの文豪ぶりもちゃんと表現してもらいたかった。これでは単なるコーヒー馬鹿である。
9.11についての考察も面白かった。元FBIという人たちがインタビューに答える。FBIはCIAが邪魔さえしなければ、9.11を防げたという。
アメリカ人にとっての9.11は日本人にとっての3.11と同じくらいか、それ以上のインパクトなのかも知れない。
3.11は天災だが9.11は意図的なテロ攻撃である。アメリカ人には悪いが、なにかのアンケートで世界一のテロ国家は「アメリカ」という結果になっていた。冗談ではなく、イスラム諸国からみたら、アメリカこそテロ国家であろう。
自業自得とまでは言わないが、アメリカももう少し他国を慮らないと、このテロの連鎖は止められないのではなかろうか。
動画の中ではCIAこそ悪者! みたいな描き方であったが、離れた極東からみれば、問題はそれ以前だ。