今週のお題「わたしの自由研究」
わたしは夏休みの自由研究が好きだった。とくに工作が好きで、様々なものを拵えた記憶がある。
最近の小学生は可哀想に、自由研究がないらしい。親の負担が多大になるからだろうか。親がいない子どもが、研究を完成できないからだろうか、いずれにしろ最近の子どもは可哀想である。
私が行っている研究はもちろん、文学研究、である。研究と言うほど大それた名前をつけるのは気恥ずかしいし、どのような結果が出ているのかは謎であるが、文学を読んで書く、というのがわたしのライフワークとなっている。
その中の一つ、芥川賞は候補作を含めて読んでいる。最近やっと傾向が掴めてきた。傾向と言うよりも、芥川賞の意義、と言った方がいいだろうか。芥川賞は純文学なので、純文学の意義と言い直してもいいかもしれない。
では、それはなんぞやと聞かれても、まだ体系的に言葉に出来るほど通暁している訳ではなく、目下研究中、と言ったところだ。
また、最近は時代小、歴史小説の方にも興味が傾いてきて、こちらの方ももっと掘り下げたいと、際限のない欲望に取り憑かれている。