文学・文具・文化 趣味に死す!

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尚衣院 サンイウォン 感想 レビュー

 

 

 

ネタバレ有り。

 

 

韓国版時代物「王様の仕立て屋」みたいな感じ。

主人公が実在の人物かどうかは知らないが(たぶんフィクションだろうが)、イブサンローランとかアルマーニとかフェラガモみたいな、天才的ファッションデザイナー。

 

そのモード系ファッションデザイナーとロイヤルワラントのクラシック仕立て師が技を競う。

 

主人公は虐げられている王妃のために仕立てるのであるが、これが「おいおいまずいだろ」、と注意したくなるくらい王妃と懇ろになってしまう。

 

やっぱり王にバレる。さぁ、ここからどうピンチを切り抜けるのかっ!? とハラハラドキドキワクワクの展開になると思いきや、呆気なく捕まって死刑。後味悪すぎである。

 

韓国ドラマや映画はすぐ人が死ぬ。普通なら死ぬところ、試行錯誤して死なないのがフィクションなのではないかいな、と突っ込みたい。

 

ヌチドゥタカラ。すぐ死ぬの、良くないと思う。

 

あと、日本映画と違うところは王様が目も当てられないクズだということ。いかに歴史物とはいえ日本で天皇をこんなふうに扱ったら不敬罪で即死刑だ。もし、日本に舞台を変えるとしたら、どこかの殿様でやるしかなかろう。