前から観たいと思ってた映画。ついにプライム。ってか、君の名はいつプライムになるのだろうか。
ネタバレ有り。
株で損したという男がテレビ局に乗り込んできて、その株を奨めた司会者を人質にする。
人質にして、その株がなぜ暴落したかを説明させる。
司会者とテレビ局はなぜその株が暴落したかを調べるうちに、その会社の陰謀を暴き、司会者はテレビ局に乗り込んできた男と協力して、その会社をとっちめるという話。なかなかよく練られたシナリオだ。
文句を言わせてもらえば、その会社の株が暴落した理由が今一つわからない。その辺が素人にもわかるように表現できていれば98点だ。
残りの2点は、テレビ局に乗り込んできた男の台詞。
「おれの仕事は時給は14ドル」
いま1ドル110円なので、時給1540円だ。そんなに悪くないと思うのだが。日本では時給千円未満の貧困層がたくさんいる。
そしてもう一つ。乗り込んできた男が司会者に言う台詞。
「1000ドルのスーツなんか着やがって」
円換算で11万円である。特段高くない。安いわけではないが普通である。いくら時給1540円の想像力でも、11万のスーツを高いというのはちょっとずれているのではなかろうか。
せめて、5000ドルのスーツなんか着やがって、にしたほうがいい。
などと、下らぬ突っ込みを入れたが、近年まれに見る良作。観るべき。