グーグルを開く人は気がついたであろう。今日はバッハの誕生日である。
バッハはユリウス暦1685年3月21日に生まれた。
グーグルのバッハをクリックすると、どんなメロディもバッハが和声付けしてくれる。なんとなくバッハっぽい曲が出来る。
和声学とか対位法とか、七面倒くさいものを必死に学ばなくても、今やAIがさくさく作ってくれて、それを聞いて良いものを採用すればいい。凄い時代である。
バッハは当然、当時は最先端の音楽であった。
モーツアルトが生まれたのはバッハが死んで6年後。
ハイドンが18才の時にバッハは死んだ。
ハイドンとバッハの音楽の違いは、ドイツとオーストリアの違いだろうか。
わたしはバッハが好きで、もし無人島で聴く作曲家をひとり選べと言われたら、おそらくバッハにする。
今もiPhoneの中はバッハがその大半を占めている。
中でも好きなのは、パルティータ。イギリス組曲。フーガの技法。無伴奏Vn、Vc組曲。Vn協奏曲もいい。オルガンの名曲もたくさんある。
バッハの魅力はなんだろうか。そのひとつは手軽に聴けることだと思う。一曲5分ほどだ。ベートーベン以降になると平気で10分を越える曲が多い。
あと、バロック音楽は音量の変化が少ない。ベートーベン以降になるとpppからfffまであって電車なんか乗っているとpppの部分などは聞こえない。
随分、音楽の本質とは違うことを言っているのは承知しているが、どうしてもバッハが実用的なのだ。
そうか。だから、マタイ、ヨハネ受難曲は全然聴かないのだ。
バッハと言えばグールド。
シフもかなり好きだ。
このぶっきらぼうな弾き方がたまらん。
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