今週のお題「わたしの節分」
わたしは流行に流されるのが嫌いである。それが、さらにインチキな伝統を語った流行となれば、なおさら反発したいわけで、恵方巻きなど見たくもないのであるが、同居人がしっかり予約している。
何年も前にわたしが「恵方巻きなどという伝統はない」とうったえて、同居人もググって理解したはずなのに、未だにwikiに載っているとおりの儀式を行っている。
すなわち、
「節分の夜に、恵方に向かって願い事を思い浮かべながら丸かじり(丸かぶり)し、言葉を発せずに最後まで一気に食べきる」
本人的に楽しんでやっているし、べつに害はないのであるが(いや、正確にはある。食べている最中に話しかけると怒る。しかも、恵方巻きは意外に高い)、インチキであると分かっても尚楽しめるというのがわたしには理解できないのである。
と、いいつつも、付き合わされて今晩食べるのだろうが。