APECとはアジア太平洋経済協力会議である。
米中の争いが続いている。なにで争っているかというと、
APEC首脳宣言、初の採択見送り 米中対立の影響で:朝日新聞デジタル
から引用すると、
米国は中国が国有企業に巨額の補助金を出していることや、国外の企業に技術移転を強要していることを批判。中国を念頭に、共通の貿易ルールを定める世界貿易機関(WTO)を改革する必要性を宣言に盛り込むよう提案した。
これに中国が反発。米国を念頭に保護主義や単独主義的な動きを批判するとともに、米国の提案に反対した。反対はほかの国からもあったとみられ、パプアニューギニアも調整しきれなかった。
我らが安倍晋三首相は閉会前に帰国してしまったらしい。日本の総理大臣はいる必要のない国会に縛られて外交が出来ない。明らかに国益を損ねていると思う。
アメリカと中国の争いと言うが、争いを引き起こしているのはアメリカである。トランプである。オバマだったらこんなことにはなっていないはずである。
トランプは保護貿易が大戦を引き起こしたとかわからないのだろうか。
WWIIと世界の平和は核の均衡もあるかもしれないが、それよりも自由経済、自由貿易が大きい。
安倍さんが憲法を変えて戦争をする、などと想像力が豊かな人がいるが、わたしはそれよりも、自由経済、自由貿易が損なわれて戦争が起こる確率の方が遙に高いと考えている。