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金曜=映像  二ツ星の料理人 レビュー 感想

 

二ツ星の料理人(字幕版)

二ツ星の料理人(字幕版)

 

 

ストーリーがジャンプ的でわかりやすい。

超一流だが独善的なシェフが三つ星レストランを目指して奮闘する。

が、彼は過去、フランスでなにかをやらかしたらしく、その恨みを買っている。

 

原題はBurnt。焦げ、火傷、である。

原題のままでは日本では通じない。二ツ星の料理人、悪くない邦題である。

なかなか面白いので、観て損はない。プライムだし。

 

以下ネタバレ

 

彼のレストランが軌道に乗り、ついにミシュランが来店! ミシュランに一つのミスもない料理を出そうとするが、なんと和解したと思っていたパリ時代の同僚が、ソースに唐辛子を仕込んで、料理を台無しにしてしまう。

同僚は和解したと見せかけて、恨みを晴らす機会を虎視眈々とうかがっていたのだ。

シェフはショックのあまり自暴自棄になり死のうとするが死ねず。

しかし、同僚も間抜けで、ミシュランだと思った客はただのセールスマンでミシュランではなかった。

シェフも三つ星だけを目指すのがレストランではないと改心し、周りの助けを受け入れて、好い料理を目指すというハッピーエンド。

 

全体的に面白いのであるが、納得いかないのはフランス時代にシェフがなにをしでかしたのかと言うことが一切明かされないこと。だから、観ているこっちからすると、シェフがどうしてそんなに恨みを買うのかが理解できない。