Yoshinori Hoshi Official blog

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金曜映像 複製された男

 

複製された男 (字幕版)

複製された男 (字幕版)

 

 

SFかと思いきや全然違った。ノーベル文学賞作家の作品らしい。大学教授があるひ、映画に自分そっくりな男が出ているのを発見する、ところから映画は始まる。

ぶっちゃけ、ワケワカメ、である。ただ、惹きつける作品だし、後から解説を読んで、なるほどなぁと思った。

 

ネタバレ

 

種明かしをすると、自分そっくりな男は自分自身であった。もう一人の自分が見えているのは妄想だった、というオチらしい。そうだとすると、俳優の妻の反応なども非常にわかりやすい。

男に会ったときも、驚くと言うより、残念、という感じだ。

男は彼女が寝取られるから、寝取り返してやろう、などと企むが、両方とも自分なので上手くいかない。

ただ、そこまで、明確に描かれているわけではない。例えば、指輪のあとなどをどのように説明するか、あの事故をどのように説明するか。最後の蜘蛛はいったい何だ、これらに合理的な説明は加えられない。しかし、芸術作品というものはそれでいいのかもしれない。よく分からない、だから面白い、この作品はその系統である。

 

 

複製された男 (ポルトガル文学叢書)

複製された男 (ポルトガル文学叢書)