月のしずくに収められている。
とくにネタバレはしないが……。
次郎節炸裂の話だ。
最初は単なるクリスマスの一場面だと思いきや、さすがクリスマス。奇跡が起きる。
しかし、その奇跡を単なる奇跡で終わらせるのではなく、二十年の歳月を一気に収束させる奇跡、そして、怒濤のハッピーエンドに持ってく技量はさすがとしか言えない。
いったいどうしたらこんな作品が書けるのだろうか。
練習して出来るようになるとは到底思えないが、修行あるのみである。
月のしずくのこの朗読は秀逸である。
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