久しぶりに真面目でSFで面白い映画だった。今から数十年後の未来で、食糧難により地球に人間が住めなくなるのではないのか、という設定。そこで、NASAのパイロットが住める星を求めて宇宙に旅立つ。
ネタバレ有り
それだけでも面白いのであるが、そこに親子の繋がりを設定する。地球に住めなくなった人類のためにNASAはプランAとプランBをつくる。Aは重力をいじくって、宇宙ステーションに人類を移住させるというもの。Bは一部の人類だけを移住させて、繁殖させるというもの。
プランAは実は不可能だったと、博士は死ぬ間際にいうが、高次元空間に飲まれたクーパーは娘にプランAが可能なことを未来から告げるのだ。高次元空間の中では、過去も未来もつながっている。物理現象のように時間をとらえることが可能なのだ。
そこで、娘に高次元空間から重力の謎を教えるのに、時計の秒針を使ってモールス信号を送る。その時計がハミルトンなのだ。
クーパーのハミルトンは普通に販売されているのであるが、娘のハミルトンは映画のための特注ということで売られていない。わたしが調べた範囲だと、カーキ パイオニア オートが近い。
左がクーパーの時計。右が娘の時計。
娘の時計拡大
カーキ・パイオニア・オート
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なぜ、ハミルトンは娘の時計を売らなかったのであろうか? やはり、重力で時間が狂うというのは時計メーカー的に納得がいかなかったのかも知れない。なかなか格好いいし、インターステラーは素晴らしい映画なので、ファンが買うと思うのであるが。
クーパーの時計。
クーパーの時計っぽい時計。
HAMILTON Khaki Aviation Pilot Day Date Auto( カーキ アビエーション パイロット デイデイト オート (H64615145/正規輸入品)
- 出版社/メーカー: スオッチグループ
- メディア: 時計
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