ドラゴンタトゥーの女とはまたけったいな邦題を付けたなぁ、とおもって原題を確認したら、The Girl with the Dragon Tattooでそのまんまだった。
ダニエル・クレイグが観たいだけだったので、内容にはさしたる期待はしていなかったのだけれども、意外や意外、本格スリラーであった。
個人的にはルーニー・マーラがあんなイカレタキャラではなく、そのまんまの美少女キャラでやってくれた方が絶対楽しめたと思う。
ルーニー・マーラはスーパーハカーなだけなので、本来ならアキバ系男子が演じた方がよかったのではなかろうか。なんとも残念である。ちなみに、ドラゴンタトゥーは本作とはなんら関係がない。
ネタバレ注意
クレイグはジャーナリストで、やっつけようとしていた企業のCEOに嵌められて、偽ニュースを流して訴えられる。永田の偽メール問題みたいな感じ。
窮地に陥っていると、大富豪が姪っ子を探して欲しいと依頼してくる。クレイグがやっつけようとしていたCEOは大富豪の元部下で、大富豪はCEOの弱味を握っているという。見事、姪っ子を発見したらCEOの情報をくれるという。
そこで、クレイグは姪っ子捜しに乗り出すが、アシスタントが必要になる。そのアシスタントがルーニー・マーラ演じるスーパーハカーなのだ。
姪っ子が消えた当日の写真をいろいろ洗い出し調べていると、なんといい人だと思ってた人が実は犯人で、クレイグは捕まってしまう。ハカーが助けてくれるのだが、犯人は姪っ子を殺していない。
姪っ子はどこだという話になり、姪っ子の親友のPCをハッキングすると、なんと親友自体が姪っ子だったという。
こうやって書くと面白くないが、観ている最中はハラハラしながら観られる。クレイグはどうも007の印象が強くて、おろおろしているシーンとかは観ていられない。困ったものだ。