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アイロボットを観た

 

 

ウィル・スミス主演である。この俳優は本当に色々な役が出来る。エネミーオブアメリカの時の紳士的な演技とはまったく違う、今回は粗野な刑事役をやる。

 

ネタバレ注意

2035年。アメリカはロボットが家事や仕事をする社会になっていて、ロボットが今のスマホみたいに普及している。ウィル・スミスはロボットが嫌い。スミスは11歳の少女と川に落ちたが、その時、ロボットがスミスを助けて少女を助けなかったのが許せないらしい。それぞれの生存確率はスミスが40%、少女が10%くらい。ロボットは自動的に確率の高い方を選んだ。スミスに言わせれば、人間ならたとえ確率が低くても子供の方を選ぶ、という。

ロボット博士はロボットが叛乱を企てているのを知って、良いロボットに殺してもらう。スミスがロボットに疑念を抱き、追うように仕向けたのだ。

ロボット会社の中央制御コンピューターが自我に目覚めて、ロボットを操る、という話だ。

この映画は2002年なので、まだAIがそれほど話題になる前の話である。シンギュラリティとか2045年問題とかが話題になる前である。それゆえか、コンピューターが自我に目覚めるのも自然な成り行きといった感じで、さらっと描かれている。しかも、善いロボットなどはドラえもんよろしく、友達になってしまっている。

いまはAIに人類が滅ぼされようとしている時代なので、じつに呑気な話に思えてくる。映画としては面白い。シナリオもよく出来ている。一見の価値あり。

 

yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp

 

 

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