文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

スーツの型 イギリス型 イタリア型 インターナショナル型

スーツの型、というのがあり、日本ではイギリス型、イタリア型、インターナショナル型の3種類に分かれていることが多い。このほかにもアメリカ型とか、コンテンポラリー型とか、店によって色々な名前を付けているのでたくさんあると思う。

代表的なのは最初に上げた3つであり、hanabishiのサイトを観ていたら、これら三つが並んだ画像があったので、その違いを紹介したいと思う。まずは、違いを発見して欲しい。間違い探しゲームの要領で、楽しめば良いと思う。

 

メンズオーダージャケット│オーダースーツのHANABISHI

 

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わたしは以下のような発見をした。イギリスとインターナショナルではまずフロントボタンの位置が違う。ボタンを高くすることでVゾーンの深さが変わる。イギリス型の方がボタン位置が高いことがわかる。ボタン位置が高いのに伴い、コージラインも高くなっている。フロントカットもちがう。イギリスの方が広く、インターナショナルの方が狭い。

次に、イタリアとイギリス・インターナショナルをまとめて比べる。一番の違いはショルダーだ。イタリアの方がその他に比べて肩の角度がユルくなで肩になっているのがわかる。他には、ダーツの入り方。脇腹と袖の間の空間を見ると違いがわかる。イタリアの胸ポケットはおそらくバルカポケットでいかにもイタリアらしいが、これはオプションでその他モデルでも作れると思う。

さて、余談であるが、わたしがweb監督だったらイタリアンの写真はNGだ。左右でポケットの位置がずれているし、フラップが波打ってしまっている。これでは、仕立ての悪さを宣伝しているようなものである。撮り直すか、フォトショップで直すかした方が良いと、老婆心ながら思う次第である。