長閑な三連休も終わりである。諸賢はいかがお過ごしだろうか。わたしは今日一日特にすることもない。障子でも貼ろうかと思っている。明日からは正月気分も失われ、普通の日々が始まる。
早起きをして、朝の静かな時間を存分に使おうと思っていたら、六時半まで寝てしまった。まぁ、それも良し。今は7時。コーヒーを飲みながらこれを書いている。美味いコーヒーのいれ方、などと高説を垂れていたわけであるが、ある簡単な発見を年末にした。
サンタがわたしに細口のヤカンをくれたのだ。
美味いコーヒーを入れるには技術が必要で、ドリッパーに垂らす熱湯はゆっくり細く垂らさねばならない。わたしは普通のヤカンでやっていたので、これが実に難しかった。ちょっと油断をするとドバッと出てしまう。一定の細さで垂らすのは至難の業だ。
それが、細口ヤカンを使ってみると、あら不思議、いとも簡単にちょうどいい量の湯を注ぐことができる。そうやって注いだコーヒーの美味いこと。
ぜひ、美味いコーヒーをいれられないとお悩みの方は、細口ヤカンを使ってみて欲しい。今までの苦労は一体なんだったのかと瞠目するに違いない。