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Yoshinori Hoshi Official blog

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログです。映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係など、思うところをほぼ毎日更新してます。

コーヒーは本当に炒りたて、挽きたて、淹れたてが旨いのか?

一部の喫茶店や焙煎所で飲むコーヒーは旨い。それを家で再現するのはなかなか難しい。なぜだろうか。

コーヒーは淹れたて、炒りたて、挽きたてが旨いとされるが、実は過ちである。まず、淹れたては熱くて飲めたものではない。湯気が立ち上り香りもなにもあったものではない。詰まった鼻を治すにはちょうどいい。5分ほど置いて程よい熱さになったとき、初めてコーヒーの味と香りがする。

炒り立ても雑味が目立つ。どこの焙煎所で聞いても、必ず2・3日後が一番美味いという。豆によってはもっと寝かせてもいいという。実際、2・3日後から一週間くらいが一番旨い。

問題は挽きたてである。世の中には挽きたてが一番旨いと思って、ミルで挽いて淹れているものも多い。わたしもその一人だ。だが、色々調べてみると、どうも挽きたては必ずしも旨くないようだ。別荘にいるときはミルがないので店で挽いてもらっている。その一杯目は実に旨い。二杯目から味がだんだん落ちていく。気のせいではなかったのだ。

ネットには、挽いてしばらく待ってから、1時間まってから、喫茶店では一日に出す予定のコーヒー豆を朝に挽いてしまう、などの情報があった。つまり、挽きたてよりも、挽いてしばらく置いておいた方がいいというわけだ。

わたしは陶器製のドリッパーを愛用しているが、先日100均で安物のドリッパーを二つ買ってきた。飲み比べをするためだ。

結論から言うと、豆によって違った。家にあった豆は、トラジャ、キューバ常磐ブレンドの3種類。トラジャとキューバは炒ってから一週間ほど経っていた。常磐ブレンドは二日目だ。

トラジャは挽きたての方が香りもよく、味もしっかりしていた。しばらく置いたものは薄まった味がした。

興味深いのはキューバ常磐ブレンドだ。どちらも、挽きたては酸味が強く奥の味を邪魔していた。舌の表面が酸味で覆われて、コーヒーの深い味が届かない感じだ。圧倒的に挽いてしばらく置いたものの方が好みであった。バランスも整っている。

香りは、キューバは挽きたての方が香りはよかった。常磐ブレンドは香りに違いはあまり感じられなかった。

ただ、過ぎたるは及ばざるが如く、放置しすぎた粉が旨くないのは言うまでもない。わたしの経験だと、1時間から3時間くらいが目安だろうか。