熱もつらいが嗅覚が失われるのもかなりつらい。
味覚と嗅覚がおかしいと書いたが、どうもおかしくなったのは嗅覚の方らしい。そして、嗅覚がおかしくなると、同時に味覚も狂うっぽい。
どのくらい嗅覚がないかというと、かなり強い香水を神に吹き付けて、それが辛うじて匂ったり匂わなかったり。匂いを掴んだ、と思ってもすぐに失われてしまう感じ。普通の食い物の匂いなど微塵も感じない。
うどんに七味を入れると、単なる痛みにしか感じない。だしの香りなどもってのほか。
大好きな珈琲を丁寧にいれて飲んだら、この世のものとは思えぬほどまずく、一口啜って捨てた。最早珈琲の片鱗もない。何かの煎じ薬の方がまだ美味いと思う。
嗅覚障害、インフルエンザでググったら、3年治らないとか、悪夢的な事例が出てくる。
治らなきゃ治らんで今後の人生の食費が浮きそうだ。何より酒代が浮く。