文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

青は一体何色か? もっと分からなかったのは緑色なのだが。

青年、青春の青はブルーではなくグリーンだという人がいた。

日本語の青は曖昧だ。青信号はグリーンだし、青草、青葉もグリーンである。青竹もグリーン。

 

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調べてみると、青は「生」と「井」で出来ており、生は草が生い茂るさま。井は色素を表しているので、もとから青はグリーンなのだそうだ。中国でも同じで、青椒肉絲はグリーンである。

では、緑の立つ瀬がないではないか。と思い緑を調べた。

環境依存文字が多いので、一応写メしたのを載せとく。

 

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すると、緑の右側はもともと彔。彔は木を刻む意味。甲骨文字の彔は木を刻んでるイメージらしい。言われてみれば、見えないこともない。三水がついて濾すの意味の淥。淥は漉。
結局意味は「澄んだ水の色」

何色だよ……!

と突っ込みたくなる。

色即是空とはよく言ったもので、結局色に色はないのかも知れない。

ちなみに、「碧」は「みどり」とも読むし「あお」とも読む。

今度字通でも買ってこようかと思う。

なぜグリーン車は緑なのか。当時の一等客車の窓の下の色が緑だったから。では、なぜ、一等客車の窓の下に緑の線をいれたか。戦前も、白、青、赤、で1,2,3等車を区別したと言うが、その色の意味まではわからなかった。

もしや冠位十二階の色からとったのではあるまいか! と調べてみたが、全然関係がなかった。色だけに、色々難しいのである。

 

さて、青年、青春は結局何色なのだろうか。