文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

小説を書くことと読むことについて

小説を書くとは有益なことだと思う。読むことも有益であるが、やはり書くのと読むのでは違う。書くときは様々な可能性が発生する中の一つを選んで書く。読む場合はさくさく読むので、可能性を考えるまでもなく結果が分かる。。

書く時間は読む時間より遙かに多い時間がかかる。それだけ、作品に没入している時間が多いということだ。作品に没入すると、現実とは違う世界を体験できる。その体験は旅の体験よろしく、記憶に残り人生に影響を与える。

書くと読むでは記憶に残る具合が違う。書いた作品は細部に至るまで鮮明に覚えている。いつでも記憶から引き出すことが出来る。旅に例えれば長い充実した旅だとも言える。

書くのは苦しいし、最後までたどり着けないこともある。それでも、自分の中に自分が構築した現実とはまた違う世界を持つということは愉快なことだと思うのだが。