その昔女の子とデートして映画でも観ようということになり『チェ 39歳 別れの手紙』を映画館で観た。自分はゲバラを一応は知っていた。女の子の方は「別れの手紙」から恋愛映画を想像したらしい。他に面白そうなのもなかったしええんじゃね、と適当に選んだ。
どんな映画だったかというと、ゲバラがひたすら山歩きをして最後に死ぬだけ。
是非猛者には彼女と一緒に観て欲しい映画である。ある意味記憶に残るぞ。
で、一作目がずっと気になっていてついに先日DVDで28歳の革命を観た。こっちの方が物語があって面白い。ずっと戦闘している印象だが、山歩きよりは迫力がある。
革命家はたぶん人気の職業だと思う。人気といっても、なりたい職業と、なりたくはないけれどなんとなく羨ましい職業というものがあって、革命家は後者だ。多分、大統領とか宇宙飛行士とかと、どちらかというと似ている気がする。
革命家になるという知り合いが昔いた。もちろん、彼はまだ革命を成し遂げていない。今後成し遂げるかも未定だ。彼はゲバラが好きだった。彼は日本での革命を断念したのか、外国に行ってしまった。
ゲバラはアルゼンチン人なのに、わざわざキューバに行って革命を実現する。その後も革命の輸出をしようと、死ぬまで革命闘争をやり続ける。
ゲバラ。面白い生き方であることは間違いない。憧れる人間が全世界に多数いるのもわかる。でも、ああ生きたいかと問われれば、自分は遠慮したい。
チェ ダブルパック (「28歳の革命」&「39歳別れの手紙」) [DVD]
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