文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

ウイスキーの頼み方は難しいのである。麦茶とは違うのだよ麦茶とは

自分は基本的にウイスキーをニートで飲む。ニートとは虫けらという意味ではなく、ストレートという意味だ。日本語だと生(き)である。純粋、混じりけがない、という意味だ。生娘とかでまだ生きているが、ほとんど死語。飲み屋で「梅酒を生(き)で」と頼んでもまずバイトには伝わらない。ちなみに、ストレートは米語。

しゃれたBARならニートで通じるが、バイトがやってるような大衆BARではニートも生も通じない。だから、自分は「ウイスキーストレートとお水下さい」と頼む。チェイサーだと、種類を聴かれるのが面倒だからだ。

しかし、先日ホテルの立食でウイスキーを頼んだらえらい目にあった。「ウイスキーストレートとお水ください」と言ったら、普通に水割りを作ろうとしてくれた。たしかに、ウイスキーストレートと水を合わせたら水割りである。

だから慌てて止め、「ウイスキーのストレートとお水を別々に下さい」と言った。が、今度は氷のグラスにウイスキーを注ごうとするので、「いや、ウイスキーをそのまま下さい。他のものはなにも入れないで」と完璧に注文した。すると、普通のグラスに、麦茶を注ぐのと同じ要領で並々ウイスキーを注いでくれるのである。ホテルは従業員教育をもう少し真面目にしたほうがいい。