メモは常に持っておいたほうがいい。とは意識しつつ、忘れてしまうことも多々あるのであるが。
小説や詩のネタを思いついてもメモしておかないと頭の中からすっかりと消えてしまう。とても素晴らしいアイディアで、絶対に忘れないと思っても忘れてしまうのだから、人間の記憶とは実に心細いものだ。
あと、今日すべきこと、と頭の中で思い浮かべても、1分もすると忘れて思い出せなくなってしまうこともある。
だから、自分はなるべく書くようにしている。書いておけば思い出せる。思いついたものも残すことが出来る。紙とペンは常に忘れないようにするのであるが、それをついつい忘れると、もうお手上げ。
お薦めのメモセット。そんなものがあるのかと諸賢は思うかも知れない。あくまで自分のお薦めであるが、まずペンは細字。紙はロディアの12番くらい。それも一枚でいい。ロディアごと持ち歩くと嵩張るので。
細字がいい理由は明白だ。一枚しかない紙にたくさん書こうと思ったら、太字は無理である。万年筆はEFでも太いので、ボールペンの細いのに越したことはない。さらに、野外や突発的に使うメモペンは落とすこと日常茶飯事なので、頑丈なボールペンがお薦めである。なくしても痛くないしね。