(100日連続更新25日目)
拙著、「死に神の死に頃」の短い方のコピーは以下の通り。
「誰かが自ら選ぶ死への心を、所詮他人は解し得ない。死ぬ理由は儚い。生まれる理由が曖昧なように。」
長いほうの煽り文が気になる方は、サイトを覗いてみて欲しい。長い方はキャッチコピーではないので今日は割愛。
まず、長い方のコピーを考えて、それから短いのを考えている。長いコピーも本当はもっと長いのだけれど、一生懸命削って納めている。文章の贅肉をそぎ落とすのには常に困難がつきまとう。良かれと思って書いているので、削るとなにかを失った気分になる。
短いコピーはさんざん頭を捻り、いろいろと案を出して最終的に決める。
ただ、キャッチコピーと呼ぶにはこれでも長い。さらに削るにはどうするか。とりあえず、思いつくのを書いていく。
「人は人の死を知れない。」
「生まれる理由は曖昧だ。」
「死の理由、儚し。」
「誰かは自ら死を選ぶ。」
etc
とならべてみる。これと、表紙を合わせて考えてみても面白いかも知れない。キャッチコピーとタイトル付けは似ているかも知れない。