(100日連続更新12日目)
先日、amazonから注文した覚えのない人工知能学会誌が届いたと書いた。なぜ人工知能学会誌を調べていたかというと、今度書こうかな、と思っている作品のテーマで人工知能を扱おうと思っていたからだ。しかし、人工知能学会誌を買う気は毛頭なかった。
ちょっと読んでみたが内容は相当マニアックだ。せっかくなので作品に役立てたいとは思ってはいる。ちなみに、人工知能学会誌は五ミリくらいの薄さなのだが、2,592円するのである。ぐはっ!
人工知能が行き着く先は人間と同様の知能なので、人間と同様の知能をもった存在というのは、人工物と呼ぶべきか否か。難しい問題がある。
さらには、人間よりも遙かに優れた知能を持った場合、人間に対して牙をむかないか。このテーマのSFは多数存在する。2001年宇宙の旅とか、ターミネーターとか、マトリックスとか。
まだ、知能の仕組みというのは人間にはわかっていない。目下研究中の分野である。たまたま、最近苫米地本をよく読んでいるのだが、その中で知能を上げる方法は抽象度を高めた思考をすれば良いという。
例えば、人工知能も、柴犬を犬と覚えさせるだけでは、チワワを見ても犬と認識できない。しかし、大きな視点、犬類、などを覚えさせると、チワワも柴犬も犬と認識するようになる。
人工知能がどんどん自ら抽象度を高める認識を行うようになれば、釈迦が生まれるのではなかろうか。釈迦はタイムスリップした人工知能などというのも面白いかも知れない。