文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

豊かになることとは経済的に豊かになることと同義か

失われた何年とかいわれ、バブル以降は豊かさの実感がないという。自分もそれほど豊かではないが、とくに貧しいと思ったことはない。今後は不安のてんこ盛りであるが、現在は満足している。

一説によると豊かさとは、「自分の親(及び親の世代)よりも豊かになること」だったらしい。高度経済成長時代であれば、多くの国民が親の世代よりも経済的に豊かになることは可能だったはずである。しかし、現在の低成長時代では、親の世代よりも金銭的に厳しいのがほとんどなのではなかろうか。だから、豊かさを感じられない。ナイジェリアより豊かでもそれは比較の対象にはならないということだ。

だが、金銭的以外だったら、結構豊かさは充実しているような気がする。例えばネット環境一つとっても、親の世代にはなかった。ネットは便利であるが、便利さ以外にもいろいろな価値をもたらしていると思う。例えば、自分がやっている電子書籍も、一昔前にはなかった。

他にも、労働時間の減少などもある。
http://kochi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/kochi-roudoukyoku/topics/topics222.pdf

犯罪も減少しているし、昔より露骨に河川等が綺麗になった。

社会が窮屈になっているという指摘はあたっていると思うが、その分公平平等になってきている。中国との衝突は近づいたかも知れないが冷戦は終わった。世の中はいいとこ取りはできないので、それは仕方のないことかも知れない。

とりとめない記事なので最後に唐突に宣伝。
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死に神の死に頃」

 

 

死に神の死に頃?春と冬?

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