2014-04-17 本はどこから読めばいいか 03 小説に関する思考 ときどき、本をあとがきから読むという人が居る。自分は頭から読む。 もしも、あとがきから読むことが真に有益であるならば、人類はこれまで、どれだけ阿呆な編集を本に施してきたのか、ということになる。 そんなことは考えにくいので、やはり、本は頭から読むのが正解のはずである。 評論家の佐藤優氏は、立ち読みの時は真ん中を読めと言っている。最初と最後は面白く書いているので、真ん中あたりで中だるみしていないか見るためだろう。