文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 

将来不安は漠然としていて具体性に欠けるために楽しみに変換できない

二つ前の投稿で人生の苦痛を楽しみに変える、と書いた。かりに、おおむねの苦痛を楽しくすることが出来たとしても、全く思い通りに行かないものがある。それは将来不安だ。

 

将来不安がその他の不安と決定的に違うところは、通常の不安が過ぎ去るのに対し、将来不安は永遠に過ぎ去らないということである。

 

嫌なやつと会わなければならないとしても、あってみると意外と普通であったり、やっぱり最悪に不快な思いをしたとしても、それは過ぎ去る。

 

将来不安は規模が大きすぎる。漠然としている。曖昧としている。想定不能、計量不能なのだ。

 

あまりに具体性に欠けているから、楽しみに変換しようと思っても、何を変換していいか分からない。そんな漠然としてものの何に怯えるのかと問はば、怯えたところで詮無きことはわかっておれども。

 

究極のところ、将来不安さえ克服すれば、人間は解脱できるのではあるまいか。