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Yoshinori Hoshi Official blog

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログです。映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係など、思うところをほぼ毎日更新してます。

鞄、かくあるべし。

久しぶりに鞄にオイルを塗った。だいたい2ヶ月に一回くらいだろうか。オイルを塗り立ての鞄は飴色に光り実に美しい。これを持ち歩くのは喜びである。 鞄は携えることが喜びとなるものがいい、と言ったのは落合氏である。鞄はとかく実用的な面が強いアイテム…

ブレザースーツなるもの

ジャケットとスーツの上着の差は、着丈だとか、アームホールだとか、パッチポケットだとか、ガラだとか、いろいろあるが、一番の違いはボタンの浮き沈みだろう。ジャケットのボタンは生地の色や質感から浮き出している。ブレザーの金ボタンなどが典型だ。ス…

THE NORTH FACE Zeus Triclimate Jacket

ショッピングモールのムラサキスポーツにTHE NORTH FACE Zeus Triclimate Jacketが置いてあった。わたしはたまにアウトドア的なことをするので、こういったコートも一着くらい欲しいなと試しに着てみた。 実に暖かい。店員曰く、インナーがとれるようになっ…

革ボタン バスケットボタンを分解してみた

革ボタン、レザーボタン、バスケットボタン、などと呼ばれる種類のボタンで、革を編んでプレスで圧着したものである。 わたしはこのボタンが好きだ。しかし、父親の30年以上前のジャケットなので、一つ、また一つと取れてしまう。仕方ないので、新しいのを買…

アクアスキュータムとマッキントッシュのトレンチコート

百貨店のいいところは同じような店が並んでいて、すぐさま比べることが出来るところかもしれない。アクアとマックに寄った。 トレンチコートといえばバーバリーかアクアスキュータムがすぐに浮かぶ。この二社がトレンチコートの元祖でクラシックだからである…

銀座の男 冬市に行ってきた 2016年12月

銀座の男市は春と秋にでかいのをやり、その間に銀座の男「冬市」が開催される。 規模は男市に比べると4分の1ほど。しかし、イージーオーダーもやっているし、目玉である丸縫いだけなら、男市と同じくらい取りそろえられている。 今回は一緒に行った友人が丸…

胸ポケットとポケットチーフについての考察

007「ロシアより愛をこめて」を観たらボンドのラペルが細くなっていた。この作品でもっとも気になったのはボンドのラペルと胸ポケットの位置である。ダニエル・クレイグのボンドを観れば分かるが、現在はポケットチーフはラペルに若干隠れるのがエレガントだ…

ユニクロ コーディロイズボンが1290円+裾上げ代280円也

ユニクロのコーディロイのズボンが欲しかった。近所のユニクロに行ってみたら、去年は山ほど売っていたのに今年はないという。去年は暖冬で、もう少し寒くなってから買おうと考えているうちにコーディロイは売り場から消えてしまった。店員に聞いてみると今…

今年、買ってよかった物 マリネッラのセッテピエゲ

お題その2「今年、買ってよかった物」 今年買って、期待を裏切るほど良かったものは、マリネッラのネクタイである。おそらく、素面では買わないし、すこしでも逡巡したら買わなかっただろう。 飲み会がミッドタウンの傍だったこと、気持ちよく、しかし、泥酔…

青山にはハンガーが売っているが

なんとAOKIはハンガーを売っていない。国道沿いにある大きなAOKIだった。わたしはハンガーを購おうと、何かお探しですか? と聞いてくれた店員にハンガーが欲しい旨を伝えた。すると、困ったような表情を浮かべ、「ハンガーのみの販売行っておりませんが」と…

松屋銀座の「銀座の男市」は12月13日からだ

情報にはプッシュ式とプル式があって、ダイレクトメールなどはプッシュ式、ネットで検索したり、雑誌で調べたりする情報はプル式だ。プッシュ式は金がかかる。 MATSUYAの客は年配者が多いせいか、ダイレクトメールを送ってくれる。わたしはちょくちょくブロ…

ネクタイをプレゼントする際のアドバイス

「人からもらったネクタイを締めるなど、お洒落に対して無頓着な証拠である」と言うような言説を度々目にする。本当にもらったネクタイを締めるのはお洒落に対して無頓着なのだろうか? 百貨店によると日本ではネクタイの売り上げの大半が贈答プレゼント用で…

ボンドの靴はクロケット&ジョーンズでした。

昨日ボンドの靴について書いた。この靴の謎を朝から追っていた。 yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp 外羽根、ストレートチップ、ダイナイトソール、イギリス、これらをキーワードに目星を付けてエドワードグリーンとかジョンロブとかクロケット&ジョーンズを…

ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドの靴

amazonプライムで007がもうすぐ終了と言うことなので、頑張って観ている。昔のと最近のを交互に観ている。アクションシーンは最近の007が圧倒的である。ファッションはどちらも格好いい。いま、ラペルとポケットチーフの関係を研究中で、後ほど発表できると…

マリネッラのネクタイ

六本木はおしゃれな街で、レストランも気持ちよく食事ができて、そんな空間にいるとつい身の程を忘れてしまう。気持ちが大きくなって、友人と別れた後、ミッドタウンにマリネッラを見に行った。わたしはそれほど高いネクタイを持っているわけではない。ピエ…

靴紐は本来きつく縛るはずであるが 007の靴紐がユルい件

紳士諸賢は紐靴の靴紐は硬く縛るべきであり、飾り程度に結んでスリッポン状態で履くのは邪道と習っているはずである。わたしもそのように習った。しかし、007ドクター・ノーでは驚愕のシーンがある。それは、家に帰ったボンドが不穏な気配を感じる。ボンドは…

5年後の自分へ

ラミーサファリは良いボールペンである。わたしはラミー2000を愛用している。かれこれ5年ほど使っているのではなかろうか? 愛着がより湧いてきて、最近は持ち歩きたくなくなってきている。本末転倒である。 さて、五年後の自分を考えるに当たり、五年前の自…

シューツリーはきつめが良いか、緩めがよいか

わたしは靴が好きで靴についての蘊蓄も少しは持っているが、それは多分に趣味的なもので構造的なことなどについては店員の方が遙かに知識を持っている。ただ困ることは店員の言うことが180度異なる時である。 ある店員は「出来るだけきついのを入れるべきだ…

ローファーはキツいべきかユルいべきか

一般的にスリッポンは紐で縛ることが出来ないのでキツめのものを買うべきだという意見が多い。先日、靴屋で色々なローファーを試していた。色は気に入ったのだが、サイズがない。逆にサイズはあるが色がない。そんな感じで、ああでもない、こうでもない、と…

服装の自由について

日本という国は幸か不幸か、常夏の島でもなければ、大自然に包まれて生活を営んでいるわけでもない。文明という奇妙な、人が作り上げたルールが、あたかも物理法則のように機能する社会である。そうした社会において、人間は人間に対して着ることを義務づけ…

スーツのパワーがよくわかる映画

お題「最近見た映画」 ニコラス・ケイジ主演の「天使のくれた時間」という映画を観た。ニコラス・ケイジはフェラーリを乗り回し超高級マンションに住むファンド会社の社長だ。衣装部屋も持っていて、美しいスーツやシャツを山のように所有している。彼は13年…

浪費こそ真の買い物である

「金が全てではない」「世の中には金で買えないものもある」などの台詞は、いかにこの世が金に支配されていて、人々が金を崇拝しているかの証左であろう。確かに、世の中には金で買えないものもあるが、ほとんどのものは金で買える。金は生命であり、よき人…

銀座の男市2016年10月5日に行ってきた。

銀座の男市に行ってきた。スマホで特典画面を開けば誰でも入れる。 いや、他の客を見ていたら、スマホを開くまでもなく、氏名を記入するだけで入れていた。 今年は靴が増えていた。ヤンコやチャーチなどが半額で売っていた。お陰で、靴に対する欲望をかき立…

明日から松屋銀座で銀座の男市が始まる

「銀座の男」市 2着で29,800円+税(32,184円) |MATSUYA 松屋| 「松屋に行く」と言うと、たいていの人は激安牛丼チェーン店を想像する。 この前は「銀座の松屋に行ったんだ」と言ったら、「へぇ、銀座にもあるんだね松屋」とやっぱり牛丼チェーン店を想像…

ダンディズムの定義を無謀にも試みる

ダンディズムとお洒落は同一視される傾向がある。同一視されないまでも、お洒落はダンディズムの一部だと思われている。実際は、ダンディズムとお洒落は間逆である。ダンディズムとお洒落には一切の関係がない。 お洒落は所詮世間への迎合である。悪く言えば…

落合正勝礼賛 ダンディズムの本質は外見や文体である

わたしは衒学家である。しかも、人前で話さなければならず、そういう場合は謙遜してても場が白けるので遺憾なく衒学っぷりを披露する。有名な学者の名前を羅列すると箔が付く。ジョン・ロールズ、アンソニー・ディケンズ、ミシェル・フーコー、アリストテレ…

五歳児に分かるようダンディズムとは何かを説明せよ

このブログでダンディズムについて研究していた甲斐あってか、先日初めて、「星さんはダンディですよね」と言われた。 それが嬉しくて、「ダンディだって誉められちゃったよ」とおおよそダンディズムとは真逆の発言をしたら、五歳児に、 「ダンディってなに…

円楽さんが意図的にやってるのかどうかは知らないけど ラペルの太さ

円楽さんの謝罪会見の写真を見た。 びっくりするくらい、ナローラペルにナロータイだ。6cmないんじゃないか? そしてシングルノット。ナローラペル&ナロータイときたらノットは小さく作る。 ナロータイやナローラペルはホスト的な臭いがするが、実は謝罪会…

ネクタイをばらしてみた

人間気になったものは大体ばらしてみたくなるものである。特にネクタイなどはその構造が単純であるが故に、ばらすことによって一層の理解が深まるような気がした。あまりに単純で拍子抜けするかもしれないが。 10年位前に買ったrhino kikuchiのネクタイ。ピ…

キートンに行ってキートンを着てキートンが欲しくなった

キートンに行った。もちろん、キートンの服は買えない。見学である。冷やかしとも言うが、自分は冷やかすつもりなど皆無、ただキートンの服が観たくて行ったのだ。キートンの服は美しい。生地の柔らかさもピカイチである。しかし、ジャケットであることに変…

ユニクロのプレミアムリネンについて

先日触れたプレミアムリネンについて補足する。ユニクロのプレミアムリネンはシリーズ化して欲しい商品である。重さを変えた厚手のもので、初冬まで着られるのとか。他にも、ポケットなしとか、ナットボタンのものとか。麻と木製ボタンの相性はばっちりだ。…

脱ユニクロの奨め

自分は脱ユニクロを提唱し実行している。諸賢にも脱ユニクロを奨めるにあたり、脱ユニクロの利点を以下に述べる。ユニクロの商品は素晴らしい。そして、オーソドックスなものが揃っているので、目をつぶって選んでもそこそこのコーディネートになる。つまり…

今週のお題「わたしの一足」

今週のお題「わたしの一足」 美術品というのは、絵画や宝石のように純粋な美術品と、例えば刀剣や楽器や建築などもそうであるが、実用を兼ねた美術品がある。 刀剣は現在、実用的ではなくなってしまった。自動車も実用品兼美術品と言えなくもないが、フェラ…

銀座の男市 2016年5月

私のブログで最もアクセスが多いのが銀座の男市関係である。 ブログではダンディズムを取り上げているから、それは予想できる範囲ではあるのだが、実際のところ、バーゲンセールとダンディズムはあまり相性が良くはない。 バーゲンセールの値段は魅力的で、…

新年会用背広。

今年は新年会が多い。 もういい加減やになってきたが、これが月末まで続く。 忘年会よりも新年会の方が最近多い。 人間、前のものと後のもの、どちらか一つ残す場合、後のものを残す傾向にある? さて、新年会なので多少は良い格好をしなければならないが、…

行ってみたいお店

「行ってみたいお店・レストラン」by みんなのごはん merola.jp Condottiに行きたい。メローラが売ってる店だ。 前行ったとき休みだった。HPでは営業時間だったはずなのだが。 開店時間間際に行ったのがまずかったかな。 イタリアなのでその辺は気にしない方…

フランクミューラーを分解してみた。

わたしのフランクミューラー(文字盤にはなぜかフランクミューラーではなくメビーメイソンと記されている)は2300円と激安だったのだが、文字盤の中に埃がたまるという欠点がある。埃を取りたかったので、裏蓋を開けてみた。ムーブメントは実に小さい。エプ…

腕時計は右手に付けるべきか、それとも左手に付けるべきか 機械式かどうかによって異なる

友人で腕時計を右手に付けているものがいる。そのものは右利きだ。「どうして右手に付けてるの?」と尋ねると、「りゅうず(竜頭と書く。時計の3時の位置の突起部分)が内側に向くように付けろと教わったんです」との回答。腕時計を右手に付けるべきか、左…

松屋【「銀座の男」冬市】に行ってきた。イージーイージーオーダーとは

はてなブログはスマホで閲覧すると自分のどの投稿が一番読まれているか分かるようになっている。このブログの不動のランキング一位は…… yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp である。それに気をよくしたわけではないが、銀座の男・冬市に行ってきた。銀座の男市…

オフハウスやリサイクルショップ等におけるネクタイの値段の付け方の謎を解明する

リサイクルショップで私が感じる最も大きな謎は、ネクタイと靴の値段の付け方である。ネクタイはものすごく安く値段設定がされている。それこそ、10分の1など当たり前で、数万円のネクタイが100円で売られていることもざらである。しかし、靴はボロボロで手…

6:47分と19:30分の新幹線の風景

先日、6時47分の東京発新大阪行きの新幹線に乗って、19時30分の新大阪発東京行きで帰ってきた。日帰りである。自分は新幹線の中で本を読むのが好きなので、2時間半、本を読んでいた。しかし、みんな朝早くて眠いのだろう、行きの新幹線では全員爆睡状態であ…

イタリア人は日本人の和装にケチを付けられるか。スーツは我々のものになったのか

落合先生の「こだわりの服装術」のなかで以下のようなくだりがある。アルベルト・メローラ(高級手袋&ネクタイ店のオーナー)とイタリアの高級レストランに落合さんが行くのだが、その時メローラの着ていたスーツが芯地の硬いイタリア製らしからぬ既製服だ…

ハロウィンの執行と日本的制服的スーツの精神 クリスマスを控えて

ここ数年ハロウィンが徐々に盛り上がりを見せている。当然、日本にハロウィンの伝統的文化などあろうはずもなく、商業主義がこれでもかと笛や太鼓を掻き鳴らし、ようよう人々がついてきたという感が否めない。子ども達は純真なので商業主義の影響を受けやす…

ユニクロの白いジーンズ

森岡弘氏の「男のお洒落の方程式」に、白のパンツの奨めが載っている。普段履いているブルージーンズを純白のホワイトパンツに替えるだけで、おしゃれ感が増すというのだ。 男のお洒落の方程式 たかが見た目で損をしない 作者: 森岡弘 出版社/メーカー: 講談…

小心者は高い靴を履くなって感じ

出張で某ビジネスホテルに泊まっている。明日講演をしなければならず、といっても講演は趣味であるが、そのためにお泊まりだ。二日連続ビジネスホテル暮らし。今日の方が良い。なにより、部屋が明るいこと。本を読んだり書類を作ったりしなければならいので…

あり得ない! シット! ポールスチュアートのシャツが……

世に服は星の数ほどあれど、気に入る服は希なり。自分はポールスチュアートのシャツがお気に入りで一枚だけ持っている。この日もポールスチュアートを纏って悦に入っていたわけである。 www.paulstuart.jp 2歳児が部屋の中を全裸で駆け回っていた。彼はすぐ…

日本橋三越紳士服フェアにボロボロのスーツで行ってみた 静かに紳士服フェアで物色する方法

mitsukoshi.mistore.jp 銀座などに行くときは、いつもイタリア製生地のスーツを着て、立派な靴を履き、本革製のビジネスバックを携える。もちろん、ネクタイもしっかりと締める。しかし、先日はタバコの燻製にならざるを得ない場所に赴かねばならず、作業着…

コナカのCMが皮肉、というか苦肉すぎる件 コナカの深謀遠慮。

www.youtube.com 松岡修造のスーツ魂その2Q「なぜワイシャツの袖をジャケットから出した方がいいのか」A「ジャケットが素肌にふれるのを防ぎ、長持ちさせるため」まず設問が誤っている。ワイシャツの袖は出した方がいいのではなく、出さなければならないの…

オープンリーチに振り込むダンディズム 合理性の超越

かくすれば かくなるものとしりながら やむにやまれぬ 大和魂この歌を見て、とある昔のことを思い出した。オープンリーチに振り込んだ馬鹿者がいたのである。オープンリーチに振り込む、というのは意味が分からない。合理性を欠いている。その時点で負けだか…

銀座山形屋でドレスシャツをス・ミズーラした

もし、スーツスタイルを作りたいと思うなら、ジャストサイズのシャツを手に入れること。これは宮崎氏が強調しているところである。スーツを購うにあたり、ジャストサイズのシャツを着ていなければ、ジャストサイズのスーツが選べないからである。シャツの上…