文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

14 言葉に関すること

きれいな海 きたない膿 海と膿は同源ではないかという憶測

海、膿、双方とも「うみ」と読む。海と膿では大違いである。 さて、語源はどのようになっているのか。 海の語源は二つあり、溟(めい)に母音のuがついてumeiがつまってumiになったという説。 もう一つは「う」=大 「み」=水 説。 膿は「熟む」の連用形名…

風邪ひいた

一昨日の夜から熱が出て一向に下がらない。医者は行きたくないが、同居人が行け行けうるさい。 頭痛と咳と鼻水の症状。ただ、腹は減るのでそれほど重症ではないだろう。明日も下がらなければさすがに病院行くか。 引くという言葉、それこそ、なんにでも使わ…

日本語の音と訓 徒=と 死=し 絵=え など

以前の投稿で、日本語の「と」と中国語の「徒」の関係を調査中と書いたが、何を調べているかというと、音と訓の関係である。日本語の「と」は人という意味。中国語の「徒」も人という意味がある。生徒、門徒、囚徒。徒は「いたずら」という意味が加えられま…

人は人と支え合っているのか?

人、という字は、支え合っていて、支え合うことが「人」である、みたいな説がある。先ほどググったら金八先生が言い始めたらしい。 ほかのサイトにも載っていたが、人はという字はべつに支え合っているわけではない。 人の契文(甲骨文字)は以下の通りであ…

春夏秋冬の語源

春は「はる」という。なぜ、春は「はる」なのか? 調べてみた。「はる(張る、貼る)」とは「のばす、ひろげる、ふくらます」という意味。春の語源は、「水田に水をはる季節」という説がある。また、草木が伸びる(はる)季節。同様に、秋は、田畑に「あき(…

「神」の語源についてもろもろ カミナリ イナズマ

さっそく日本語源広辞典で色々調べて遊んでいる。なぜ、この辞典を買ったかというと、語源に共通する部分を知りたかったからである。 日本語源広辞典 作者: 増井金典 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房 発売日: 2012/08 メディア: 単行本 クリック: 1回 この…

欲しかった辞書を買ったぜ 高かったぜ

日本語語源広辞典。日本語の由来が載っているのだ。 まえに、緑と青の語源を調べたときから欲しいと思っていた。ついに手に入れてしまった。何がいいかって、日本語由来の語源と中国語由来の語源が載っている。 例えば、「まつりごと」なら、日本由来は「祭…

機関車トーマスの英語の歌が駄洒落な件

よく五歳児が♪たくさん並んだ 蒸気機関車 どれもカラフル とてもパワフル それぞれ違った 力あわせて みんながんばれ きかんしゃ達♪トーマスの歌を歌っている。どれもカラフルとてもパワフルと駄洒落がピリリと効いた歌だ。Youtubeでトーマスを再生してやっ…

3歳児は道なりをまっすぐだと思っていた。

先日、車を運転しているときカーナビが、「しばらく道なりです」と言った。すると、3歳児が、「道なりってまっすぐってことだよね?」と聞く。「いや、道なりは道のとおりに進むってことだよ。カーブしてても道が続いていれば道なり」と答えておいた。分か…

落合流、文章術。

服の整理をしている。必要以上に服を持ちすぎている。なぜ、必要以上に服を持っているのか。おそらく、多くの人と同じ理由だろう。捨てないからだ。捨てないから、服が次々と増えていく。 着もしない服をなぜ捨てないのか。着もしない服をいつか着るかも知れ…

アラブとスラブとアラビアとラトビア

アラブとスラブがこんがらがっている人がいた。自分はさすがにアラブとスラブの違いはわかる。しかし、この二つの言葉は似ている。ひょっとして語源が同じなのでは、と調べてみたが全然関係ないようだ。 詳しくはわからなかったが、アラブは古代の国名。スラ…

青は一体何色か? もっと分からなかったのは緑色なのだが。

青年、青春の青はブルーではなくグリーンだという人がいた。 日本語の青は曖昧だ。青信号はグリーンだし、青草、青葉もグリーンである。青竹もグリーン。 調べてみると、青は「生」と「井」で出来ており、生は草が生い茂るさま。井は色素を表しているので、…

蟻いる いらない

うちはボロいので蟻が大量に上がってきて「うようよ」しているのである。そのたびに掃除機で吸い取っているのだが、朝起きると大量にいらっしゃる。 五歳児がそれを見て、「蟻いる! 蟻いる!」というので、「蟻はいらないよ。全然いらない」と答えると、「…

先生と呼ばれるのを嫌がる人がいるが

学校の先生だけでなくある特定の職業に就いている人や、世間一般的に偉いとされている人を「先生」と呼ぶ。 筒井康隆によると、純文学の作家の先生は「先生」だがSF作家の先生は「センセイ」らしい。 そういう細かい違いがある。 ときどき、慣例に従って先生…

語感は大事か。空海、一遍、他

6月2日の記事で、100日後、更新時平均アクセス300超え、という目標を立てた。一週間ほど経って、どのような戦略で目標に到達するかいろいろ考えた。アクセス数を稼げるだけならなんでもいい、というのは本末転倒なので、やはり、小説、文学、言語、など元か…

五歳児にとっての「うようよ」

五歳児は面白い言葉をよく使う。先日も、自動車の交通量が多い通りを歩いていて、「車多いから気をつけろよ」と注意したら、「車がうようよいるね」と言う。 「車がうようよいる」という表現を初めて聞いた。うようよの辞書的定義は 生物が気味悪いほど数多…

凡個性的

小説を書いていて、「凡個性的」という言葉を使った。でも、こんな日本語あるのかと、辞書を引いたがない。で、凡を広辞苑第五版で引くと以下の通り。 ぼん【凡】(呉音。漢音はハン) いろいろ。おしなべて。「凡百・凡例(はんれい)」 なみ。普通。「平凡・…