文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 

14 言葉に関すること

「革」が革命でも革製品でもなかった件

とある革製品のHPを見ていた。ヌメ革とかイタリアンレザーとか、バッグとか財布とか革製品が盛りだくさん。 そんなレザーで溢れる革製品屋さん文章の中に、 「このデザインは革新的なもの」 みたいな文章が出てきて、わたしの脳内変換は革新的を「新しいレザ…

お題「最近知った言葉」

お題「最近知った言葉」 最近、太平記を読んでいれば、むしろ、知らない言葉の方が多いんじゃないの、というくらい、知らない言葉にぶち当たる。 いちいち辞書を引いていたら到底小説を読んでいる気にならないので、下に書いてある注も読んだり読まなかった…

やがて、子細 の使い方が現代と太平記だと随分違う

あと2週間で連続更新200日達成! 前に百日更新をやったが、なんと気がつけば200日更新できそうである。 高名の木登りではないが、油断あるまじ。 新版 徒然草 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) 作者: 兼好法師,小川剛生 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸…

中国語の千葉が千叶だった件

中国語学習者の間では有名な話らしいが、わたしはこれを見て初めて知った。 やはり、中国でも問題が起きているようで、中国で「葉」さんは多い。それが「叶」さんになってしまう。日本の叶姉妹は中国人のあたまでは葉姉妹と認識されるとのこと。 簡体字も日…

ながめ について色々調べた

和歌のルール 久しぶりに面白い本の出会った。日本の二面性。 - 文学・文具・文化 趣味に死す! 昨日の投稿で 花の色はうつりにけりないたずらにわが身よにふるながめせしまに この歌の説明として、ながめは古語で物思いに耽る、と説明した。それと、長雨が…

青春について 五行説。世界はあらゆるものは5種類

先日、ある和歌の解説を読んでいたら、「これは東を読んでいるので春の歌」とあった。どういう意味かというと、当時の貴族の間で五行説は常識という。 五行とは、木 火 土 金 水、である。 これに対応する、様々な「五」種類があり、 五色 = 青(緑) 紅(…

愛とは。人生に、文学を。でお城の話が意外と面白かった。

www.youtube.com 一番すっきりしたのは、直江兼続が頭につけてる「愛」は「LOVE」ではなかった。という話だ。 たしかに、頭に「LOVE」なんてはっつけていたらタダの変態である。 あの「愛」は愛染明王の愛であったのだ。 では、愛ってなんだ? 愛はもともと…

最近知った言葉

お題「最近知った言葉」 わたしはこれでも売れない小説を書いているので、言葉は基本中の基本の道具であるから、知らない言葉はメモに残し、ちゃんと整理している。 最近では「槿花一朝の夢」という言葉を知った。 槿花(きんか)一朝(いっちょう)の夢「槿花一…

ゴミ カス クズ 語源

「ゴミ、カス、クズ」 言われると傷つく言葉である。 さて。 たまに、「護美箱」と書かれたゴミ箱を見ないだろうか。 美を護る箱。なるほどである。 友人と歩いていたら、そんな護美箱があって、 「ゴミってああいう漢字書くの?」 という話になった。 まぁ…

蒼は何色か 蒼穹は快晴ではない???

プレバトの俳句がなかなか面白い。 先日の番組、鯉のぼりの俳句で、希望に満ち溢れる快晴のつもりで「蒼い空」と書いた人がいて、夏井先生に「蒼は草冠に倉で、倉に苅り入れた生気のない草の色である」と言われていた。 辞書で調べてもその通りで、生気のな…

ダンベルカール100回はきつい

押し入れからダンベルを引っ張り出してきて、ダンベルカールをやった。 わたしのダンベルはいわゆる鉄アレイで、最近のもののように重さを変えることができない。 5kgの鉄アレイだ。 鉄アレイ。 最初アレイはarrayで、整列の意味だと思っていた。鉄が並んだ…

ティラノサウルス

昨日忙しくてダンベルカールができなかった。 押し入れにしまっているダンベルを出してもいない。 今日やるぞ! 四歳児が最近恐竜の本ばかり読んでいる。 その本には、恐竜の名前の横に、日本語訳が付いている。 一例をあげると、 スーパーサウルス=超絶ト…

わらわ 童

五歳児がふりかけに入っている魚を見て、「これ小魚って言うんだよ」と言っていた。 「なんで小魚なの?」 と聞くと、「分からない」という。 「ほら、考えてご覧。小さい猫は子猫、小さい犬は子犬」「あ、小さい魚!」「お前は小さいからコワッパだな」 な…

sympathyとempathy

sympathyとempathyは日本語では両方とも「共感」と訳してしまうが、この二つはもちろんちがう言葉である。 pathyは感情や苦痛や療法という意味の接尾語。symは同様にとか共に、とかの意味。emはその性質にする、させる、みたいな意味。 辞書では、sympathyよ…

どうも、とは

よく使う「どうも」の意味が今ひとつ分からない わたしはよく「どうも」という言葉を使う。ありがとう、という意味で使う。どうもどうも、みたいに。 語源は「どうしても」が詰まったものだという。「どうもわからない」=「どうしてもわからない」この言い…

親の小言と冷や酒は後で効く

親の小言と冷や酒は後で効く、という諺? 格言? がある。たしかに、両方ともその通りで、冷や酒も親の小言も、後になってその威力を思い知る。ただし、これはどちらの場合に使うのだろうか? 馬鹿と煙は高いところが好き、という格言は、高いところに上って…

王 玉 大 太 犬  点の位置で文字が変わる

うどんの薬味に揚げ玉を入れていたら、7歳児が、「タマって漢字読めるよ!」と言い出した。 「じゃ、玉から点を取ったら?」「王様のオウ」 と答える。どうやら小学校はまじめに漢字を教えているらしい。 「じゃ、大きいっていう字に、上に点がついたら? そ…

きく 聞く 聴く

たぶん諸賢も一度や二度や三度は言われたことがあると思う。 「聞く」は耳に入ってくる音が聞こえてくる状態。 「聴く」は心を傾けて人の話を聴く。 うちの小学校の先生は、「先生の話をちゃんと聴きましょう。聴くは耳と目と心とへそで出来ています」と言っ…

夏は来ぬ こんな景色は実際にあったのだろうか? 現代人にこれが書けるか?

卯の花の 匂う垣根に時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ さみだれの そそぐ山田に早乙女が 裳裾(もすそ)ぬらして玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ 橘の 薫るのきばの窓近く 蛍飛びかいおこたり諌むる 夏は来ぬ 楝(おうち)…

つんざく

同居人から、「つんざくってどういう意味?」と聞かれて、 「突き裂くの音便みたいなもんじゃね?」と答えといた。 が、つんざくは「劈く」という独立した漢字があり、間違えたこと言っちゃったかな、とちゃんと調べてみた。 すると、「突く(撥音便)+裂く…

「働く」は人が動くという意味か 働は漢字にあらず。

誰かが言っていた。 「働く」は「人」が「動く」と書く。 動いてこそ働きである。 働かざる者喰うべからず。 みたいな。 このブログではしつこく漢字語源と日本語語源は違うと言ってきた。 が、「働く」は漢字ではない。国字である。漢字の体裁を使って日本…

autocracy オートクラシー 独裁政治

autocracyとは独裁政治、独裁権、専制などと訳される。 cracy=クラシーは政治体制のこと。 デモクラシーとか、アリストクラシーとか。 ではauto=オートはなんだろうか? autoだけだと自動車をさすが、autoという接頭語は「自動」という意味。 autoの語源は…

優しさは憂いを持った人か?

ある人が言っていた。 優しいとは、「人」に「憂い」と書く。憂いを持った人が優しい人。 このブログの読者は中国語語源と日本語語源は違うと言うことをしっているはずだ。 「優」の字源はもちろん中国語である。ちなみに「憂」は 「頁」=頭を下げる 「心」…

きれいな海 きたない膿 海と膿は同源ではないかという憶測

海、膿、双方とも「うみ」と読む。海と膿では大違いである。 さて、語源はどのようになっているのか。 海の語源は二つあり、溟(めい)に母音のuがついてumeiがつまってumiになったという説。 もう一つは「う」=大 「み」=水 説。 膿は「熟む」の連用形名…

風邪ひいた

一昨日の夜から熱が出て一向に下がらない。医者は行きたくないが、同居人が行け行けうるさい。 頭痛と咳と鼻水の症状。ただ、腹は減るのでそれほど重症ではないだろう。明日も下がらなければさすがに病院行くか。 引くという言葉、それこそ、なんにでも使わ…

日本語の音と訓 徒=と 死=し 絵=え など

以前の投稿で、日本語の「と」と中国語の「徒」の関係を調査中と書いたが、何を調べているかというと、音と訓の関係である。日本語の「と」は人という意味。中国語の「徒」も人という意味がある。生徒、門徒、囚徒。徒は「いたずら」という意味が加えられま…

人は人と支え合っているのか?

人、という字は、支え合っていて、支え合うことが「人」である、みたいな説がある。先ほどググったら金八先生が言い始めたらしい。 ほかのサイトにも載っていたが、人はという字はべつに支え合っているわけではない。 人の契文(甲骨文字)は以下の通りであ…

春夏秋冬の語源

春は「はる」という。なぜ、春は「はる」なのか? 調べてみた。「はる(張る、貼る)」とは「のばす、ひろげる、ふくらます」という意味。春の語源は、「水田に水をはる季節」という説がある。また、草木が伸びる(はる)季節。同様に、秋は、田畑に「あき(…

「神」の語源についてもろもろ カミナリ イナズマ

さっそく日本語源広辞典で色々調べて遊んでいる。なぜ、この辞典を買ったかというと、語源に共通する部分を知りたかったからである。 日本語源広辞典 作者: 増井金典 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房 発売日: 2012/08 メディア: 単行本 クリック: 1回 この…

欲しかった辞書を買ったぜ 高かったぜ

日本語語源広辞典。日本語の由来が載っているのだ。 まえに、緑と青の語源を調べたときから欲しいと思っていた。ついに手に入れてしまった。何がいいかって、日本語由来の語源と中国語由来の語源が載っている。 例えば、「まつりごと」なら、日本由来は「祭…