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Yoshinori Hoshi Official blog

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログです。映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係など、思うところをほぼ毎日更新してます。

星新一賞受賞作を読んでみた

hoshiaward.nikkei.co.jp ちょうど去年の今頃、SFにはまっていて、星新一賞でも出そうかと考えていた。結局出さず仕舞いで、久しぶりにサイトをのぞいてみたら、受賞作が発表されていた。しかも、アプリをインストールしたりするのは面倒くさいが、無料で…

新作を書いている

久しぶりにひとりのんびりホテルライフ。チョコを食べながらエビスの新作、華みやびを飲んでいる。華みやびは漢字にしなくて正解である。華雅ではさっと読めない。 最近よくあるフレーバー系で、鼻腔に麦の香りが広がる。好き嫌いが分かれるだろう。わたしは…

「abさんご」は独特である

abさんごを読んでいる。文体も、平仮名であることも、内容も、すべて難解である。文体は実に特徴的である。まるで、web翻訳機にかけたようで、考えないと意味が読み取れない。いや、考えても意味が読み取れないことが多い。 文体と平仮名はどうにか我慢でき…

舞城を返してabさんごを借りてきた

abさんごは芥川賞を取ったときに1ページ読んで挫折した作品だ。読めば分かるが読みにくい。漢字のない文章があんなにも読みにくいとは、ある意味新しい発見である。 日本ペンクラブのyoutubeを最近よく聞いていて、その中で黒田さんの講演があった。あのひら…

久しぶりに舞城を読んだ

舞城王太郎はかなり好きな作家で、昔からよく読んでいたが、ここ5,6年、全然読んでなく、この前、図書館をぶらついていたら急に目にとまりキミトピアを借りてきた。 好き好き大好き超愛してる。が代表作だと思うが、これはついて行けなかった。熊の場所と…

西洋をモノサシにしていた時代 

川端康成氏を囲んで 三島由紀夫 伊藤整1|3 川端について調べていたら、三島由紀夫、伊藤整との対談動画を発見した。ノーベル賞を受賞して数日後とのことだ。 この座談会で印象に残ったのは、日本語や東洋であるということをことさら意識していると言うこと…

グレッグ・イーガンを読んでいる

SFのなにを読もうかと迷って、グレッグ・イーガンを読むことにした。 本格的ハードSFである。SF的な用語が出てきてなかなか萌える。 フェムトマシンとか、素粒子物理学とか。 フェムトマシンとはナノマシンよりもさらに小さいマシンだ。原子核的なマシンとの…

ハリーポッターの最新作が出るそうな

最初ハリーポッターを読んだとき、なんでこんなつまらんものが流行ってるのか理解不能だった。もちろん、今でも理解不能だ。 ただ、わたしがつまらないと思ってもみんなは面白いと思うものが、この世には五万とあることに最近気がついた。むしろ、わたしが面…

突然SFが読みたくなったのだが……

突然SFが読みたくなった。 図書館に行っていろいろ借りようとしたのであるが、なにが面白いSFかすらわからなかったので、適当に数冊と、SF入門のようなものを借りてきた。 なぜ、突然SFが読みたくなったのか。実は、SFを書きたいと前々から思っている。ここ…

バウハウス的な小説

昨日書いたとおり、自分はバウハウス的芸術が好きである。あのシンプルさと格好良さがいい。そこでひらめいた。バウハウス的な小説作品を創るというのはどうかと。ただ、昨日自分がバウハウスに対して下した定義=「シンプル、かつ、格好いい」では、自分で…

黒書院の六兵衛を読了した。

黒書院の六兵衛を読了した。浅田次郎のインタビューで、主人公の台詞がない小説、と言っていて気になっていた。たしかに、主人公の台詞はほとんどない。六兵衛が語らないことによって、武士のなんたるかを表現しようとしたのか。また、その風景を描くことに…

小説を書くことと読むことについて

小説を書くとは有益なことだと思う。読むことも有益であるが、やはり書くのと読むのでは違う。書くときは様々な可能性が発生する中の一つを選んで書く。読む場合はさくさく読むので、可能性を考えるまでもなく結果が分かる。。書く時間は読む時間より遙かに…

作家の必要条件と十分条件

必要条件と十分要件という言葉がある。よく、作家になるためには書かなければ駄目だ。という意見を聞く。これは世の中には何一つ書かないで作家になると言っているひとが多いからだろう。 では、書くという行為は作家であるための必要条件だろうか、十分条件…

昨日装丁の記事を書いて思い出した

昨日装丁の記事を書いて思い出したのだが、ある装丁についての本にこんなようなことが書いてあった。「装丁は本屋に並んでいるときの瞬間的な印象と共に、蔵書として長い時を耐える飽きの来ない装である必要という、時間的に矛盾する要求を満たさねばならな…

第1回「IN★POCKET」文庫装幀大賞

第1回「IN★POCKET」文庫装幀大賞 第1回「IN★POCKET」文庫装幀大賞 自分は本の装丁が大好きだ。ちなみに、いるかネットブックスから出していただいている拙著は、幼なじみに弔鐘を以外すべて自分で作っている。小説を書くのも楽しいが、同じくらい表紙を作る…

小説を書くまとまった時間がないときはどうするべきか

小説を書くには時間がいる。近年はPCを使えるから、労力は原稿用紙時代に比べると数分の一になったというが、それでも10万文字の作品を作るのは骨である。もちろん、作品を作る喜びがなければ出来ない。そして、時間がなければ出来ない。 今は忙しくて文字通…

最近の電子書籍販売サイト いくつか使ってみた感想

電子書籍は再販制度が適応されないので結構自由な価格で売られている。例えば、拙著「死に神の死に頃」も基本は400円なのであるが、税込み400円だったり、税抜き400円だったり。ibookなどでは端数を嫌ってか440円だ。4ニガミノ4ニゴロだからというわけでは決…

詩を投稿した月天が無料キャンペーンをやっている。電子雑誌について。

amazonKindleでは無料キャンペーンを設定することが出来る。現在、月天が全て無料で読めるようになっている。自分の詩が載っている05号も無料になっている。ご興味のある方はぜひダウンロードして欲しい。多分、無料期間はあと2、3日だけだと思う。 月天 0…

言葉とは実に微妙で、だから面白いのか。

今日は出かけて夜まで帰れない。日付変わる可能性大。なので、予約投稿しようかなと思ったのだが、もっといい方法を思いついた。 いま投稿すればいいじゃん! 今でしょ! ということで本題。 文章を推敲する、とよく言う。僧は推す月下の門、にしようか、僧…

月天第五号に詩が掲載されました。 & 詩とはなにか?

この度電書館さん発刊の月天第五号に詩を掲載して頂いた。最初は小説でも投稿しようかな、と思ったが、詩の方が雑誌投稿的だと勝手に解釈して詩にした。昨日発売、是非ご購入を! 自分は青い方に載ってる。 月天 05 - [1/2]作者: Harunaluna,君塚正太,館石直…

ツムツムと小説について 大江健三郎的小説の意義

小説論の一つとして以下のようなものがある。 現代社会は娯楽が溢れている。テレビ、映画、ゲーム、漫画、などなど。これらに対抗するには、これらを凌駕するような極めて面白い作品でなければ、消費者が敢えて小説に時間と金を使うことはない。 娯楽として…

小説を書いていてよかったこと。小説と現実の違い。

小説を書いていてよかったことがいくつかある。その中の一つに、腹が立つことや、悲しいこと、面倒なこと、人生におけるマイナスな出来事を小説にしようと思って書き留めておくだけで、随分気が楽になるということがある。 悲しみが深ければ深いだけ、怒りが…

『幼なじみに弔鐘を』にレビューが書かれていた

パピレスで自分の作品を見ていたら、『幼なじみに弔鐘を』のレビューを書いてくれた人がいた。しかも、高評価である。正直、自分の作品がどのように評価されるかは気になる。というのも、作品は一旦公開すれば、それは読者のものになる。読者は作者の世界と…

新作が完成しているのだが進まない理由

新作をいるかネットブックスさんに送ろうと思って、読み返しているのであるが、読み返すたびに推敲で一向に進まない。 自主締め切りを五月末をしていた。しかし、せっかくなのでちょっとでもいいものを出したい。締め切りを十日のばしたw 小説というものは…

電子書籍とその他電子化されたメディアとの差異

【スターウォーズパロディ小説に☆とコメント下さった皆様、またツイートしてくれた皆さんありがとうございました!】 電子書籍が語られるとき、音楽データのダウンロード化や写真のデジタル化が例えにでることがある。自分はこれらは電子書籍の先例にはなら…

本はどこから読めばいいか

ときどき、本をあとがきから読むという人が居る。自分は頭から読む。 もしも、あとがきから読むことが真に有益であるならば、人類はこれまで、どれだけ阿呆な編集を本に施してきたのか、ということになる。 そんなことは考えにくいので、やはり、本は頭から…

「小説」は存在するのか

普遍論争というものがある。普遍は存在するのかという命題。 具体的に言うと、星香典という個人は存在するが、市民という存在はあるのか。あるとすれば、どのような定義を与えるべきか。構成員が変わっても市民という存在は以前の市民たり得るか。 個人的に…

塔の上のラプンツェルをみた 小説を書くに当たってヒント

<<ネタバレ注意>>作品自体は楽しめた。灯籠流し? 灯籠飛ばしのシーンは圧巻である。ストーリーは大したことない。というより、全く大したことない。魔女が若返る魔法の花を持っていた。魔女の魔法の花を取ってくる。妊娠中の王妃は病気だったが、魔法の…

ローカルとグローバル、個人と他者。言語の翻訳、思考の翻訳について

この動画のスエーデンアカデミー云々の話を聞いて思った。 http://youtu.be/bh_1RnV1q5U スエーデンアカデミー曰く。 「どんなにグローバル化が進んでも、文学は固有な文化を孕む。現代文学は二重の背景を持つ。国民文学と世界文学である」 もっといってしま…

小説における会話 会話の対象が突然変化してしまうようなことはないか

講談社文庫から鴻上尚史氏著のあなたの魅力を演出するちょっとしたヒントという本が出ている。 声のヒント、身体のヒント、言葉のヒントなどがあるのだが、言葉のヒントが小説を書く上でヒントになるような気がした。 言葉には 第一の輪=モノローグ 第二の…

なぜ小説を書くのか

小説を書くというのは非常に労力がいる。調べ物をしたり、執筆という物理的な労力だけでも相当である。 売れている作家なら、労力に見合った金銭的報酬が得られるだろうが、そうでないものにとっては、小説を書く時間があるくらいならば、コンビニでレジでも…