文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

獺祭はやっぱり美味すぎ

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獺祭を売っている非常に困った店がある。わたしはその前を通るたびに買ってしまうのだから。だが、どうにか理性を保ち、四合瓶を買うようにしている。先日は、一升瓶の値段を聞いてしまうと言う不覚をとった。

 

やはり、獺祭はその他の日本酒とは比べものにならない。このフルーティさは格別である。

 

わたしは四合瓶はだいたい一週間以上かけて飲む。だが、この獺祭は三日だ。ぐいぐい飲んでしまう。それはいけないことだと分かっているのに。

 

最近、獺祭は定価で手に入る。これは1600円ほど。こんな美味い酒がこんな安く買えていいのであろうか。プレミアム酒に対する挑戦だ。おそらく、これを越える酒は今後半世紀は出てこないだろう。

 

 

獺祭(だっさい) 純米大吟醸45 1800ml

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鳥良商店

べつにブログに書くほどのことではないのだが、

じゃ、書くなよ、ってっ感じなのであるが、ひと言。

 

焼き鳥食いてぇなぁ、と友人とほっつき歩いていて、お、ここ入ろう、って入った鳥良商店に焼き鳥がなかった件。

 

メニューを開くと美味そうな鳥料理が並んでいる。しかし、どれだけメニューをひっくり返しても焼き鳥がない。仕方なく定員に、

 

「あの、焼き鳥あります?」

「うち焼き鳥やってないんです」

 

がちょーん。

しかし、串に刺さっていないだけで焼き鳥のようなものはいっぱいあったので適当に注文。

 

どうも手羽先が有名らしい。タレも辛さが選べる。中辛にしたら結構辛かった。

 

一番気に入ったのは、皮をぱりぱりに揚げているやつ。皮の唐揚げ? であろうか。あれは美味かった。また食いたい。

 

あと、日本酒も珍しいのをそろえていて美味かった。しかも安かった。あまり居酒屋に行かぬわたしではあるが、結構楽しかった。

 

なんで焼き鳥ないんだ?

 

 

やきとりテクニック: 名店に学ぶ、おいしさを作り出す理論と実践

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大沢在昌氏の学問のススメ

www.youtube.com

新宿鮫は読んだことがなくとも名前はみんな知っているだろう。わたしも大昔にテレビで見た気がする。

 

氏はラジオで面白いことを言っていた。

デビューして10年間、全く売れなかったらしい。しかし、直木賞を取ったら売れ始めた。

 

過去に上梓した本も売れはじめ、「おもしろい」と評判になった。

 

氏は「おもしろいと言ってくれるその本は、前からあったのだけれども」と言っている。

 

非常に深い話だ。面白い本が必ずしも売れるということではないと言うことだ。賞を取って、人々の目に触れることによって、面白い本は、「面白い本」となる。実に哲学的ではないだろうか。

 

 

新宿鮫 新装版: 新宿鮫1 (光文社文庫)

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語りつづけろ、届くまで (講談社文庫)

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