文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

火曜=文具 モンブランミステリーブラック!

ミステリーブラックは浅田次郎が使っていると知ってからずっと使いたかったが、いかんせん黒インクが大量に余っているのに買うわけにもいかず、ようやく、何本か黒インクの底が見えてきたのでこの度晴れて入手した次第である。

 

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うーん、ミステリー!

ミッドナイトブルーと比べる。

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これは244Gに吸わせると決めていた。

ちなみに、後ろに書いてある文章は浅田次郎先生の壬生義士伝の一節。

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244Gは小柄なペンだが、ニブの大きさは146と遜色ない。

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ゆっくり作品を書く時間が欲しい今日この頃である。

 

 

 

 

月曜=ダンディズム スリーピースの普通の着方。最近よく見るスリーピースは全然エレガントじゃない件

最近、またクラシック回帰ということか、スリーピースが流行っている。

本来スーツはジャケット、トラウザーズ、ベスト、これを共生地でつくるスリーピース、三つ揃えが本式である。そのスリーピースが流行っているのは歓迎すべきことなのかもしれないが、スリーピースを着ているのに少しもエレガントじゃない人が少なくない。

まず、スーツの思想にベルトは不要だと言うことである。ベルトは上下を分断してしまう。本来トラウザーズはブレイシーズ(サスペンダー)で吊すものであってベルトで縛るものではない。

だから、本式のトラウザーズにはベルトループは付いていない。

スーツは、上から下まで、生地が流れるようであってはじめてエレガントなのである。

だが、最近のスーツはベルトを締めることを前提に作られており、股上も浅く、腹ではなく腰で履くようになっている。まず、この時点でエレガントではない。その、エレガントでない股上が浅い腰履きのトラウザーズにベストを着たらどうなるか。

ちまたのスリーピースだけれどもエレガントでない着こなしはいわゆるこんな感じである。

 

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ベストの下からベルトがのぞいている。酷いものになるとネクタイが飛び出ていたりもする。

正しい、というか、普通に着れば以下の通りだ。

 

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もし、クラシックのスーツを嗜好してスリーピースを着ようと思ったら、股上の浅いトラウザーズは完全にNGである。最近は吊しでもスリーピースが売られている。盲目的に買うのはやめた方がいい。最近のトレンドのトラウザーズとベストの相性がすこぶる悪いということは覚えていた方がいい。

もし、オーダーでスリーピースを注文するなら、絶対にベストの下からベルトが出ないように、股上を深めに注文すべし。

スリーピース、ただ着ればいいというわけではない。

日曜=政治経済 APEC 自由経済、自由貿易と戦争

headlines.yahoo.co.jp

APECとはアジア太平洋経済協力会議である。

米中の争いが続いている。なにで争っているかというと、

 

APEC首脳宣言、初の採択見送り 米中対立の影響で:朝日新聞デジタル

から引用すると、

米国は中国が国有企業に巨額の補助金を出していることや、国外の企業に技術移転を強要していることを批判。中国を念頭に、共通の貿易ルールを定める世界貿易機関WTO)を改革する必要性を宣言に盛り込むよう提案した。

 これに中国が反発。米国を念頭に保護主義単独主義的な動きを批判するとともに、米国の提案に反対した。反対はほかの国からもあったとみられ、パプアニューギニアも調整しきれなかった。

 

我らが安倍晋三首相は閉会前に帰国してしまったらしい。日本の総理大臣はいる必要のない国会に縛られて外交が出来ない。明らかに国益を損ねていると思う。

 

アメリカと中国の争いと言うが、争いを引き起こしているのはアメリカである。トランプである。オバマだったらこんなことにはなっていないはずである。

トランプは保護貿易が大戦を引き起こしたとかわからないのだろうか。

WWIIと世界の平和は核の均衡もあるかもしれないが、それよりも自由経済自由貿易が大きい。

安倍さんが憲法を変えて戦争をする、などと想像力が豊かな人がいるが、わたしはそれよりも、自由経済自由貿易が損なわれて戦争が起こる確率の方が遙に高いと考えている。

 

 

「トランプ暴落」前夜 (Econo-Globalists 21)

「トランプ暴落」前夜 (Econo-Globalists 21)