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日本文学100年の名作 第8巻 薄情くじら 買った

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このシリーズは時代がわかって面白い。

いま、10巻からさかのぼって読んでいるので、この本も頭から読むのではなく、後ろから読んだ方がいいかもしれない。

しかし、薄情くじらとは、タイトル

だけで逝ってしまいそうだ。なんというネーミングだろう。作品が名前負けしていないといいが。

 

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名前は知っているが作品を読んだことがない作家が盛りだくさんだ。楽しみである。

84年から93年までの短編を集めた作品集。88年がない。

 

 

 

 

 

日本文学100年の名作第9巻1994-2003 アイロンのある風景 を読んだ

 

 

10年刻みで出しているこのシリーズは面白い。

時代というのはいろいろな区分ができる。わたしは近年最も大きな時代の境目は、インターネットだと思っている。

10巻はまさにインターネット初期という話が盛りだくさんだったが、今回はインターネット前、の話だ。だが、その中にも現代的な臭いがする。90年代という社会が記憶の中によみがえる。インターネットが出てくる前の、あのどこかのんびりとした、しかし、原色で描かれたような時代が。

 

収録作品の感想は以下の通り。

 

塩山再訪 アイロンのある風景 を読んだ。 - Yoshinori Hoshi Official blog

 

梅の蕾 吉村昭 年賀状 林真理子 を読んだ - Yoshinori Hoshi Official blog

 

望潮 村田喜代子 初天神 津村節子 を読んだ - Yoshinori Hoshi Official blog

 

さやさや 川上弘美 ホーム・パーティー 新津きよみ を読んだ - Yoshinori Hoshi Official blog

 

セッちゃん 重松清 田所さん 吉本ばなな を読んだ - Yoshinori Hoshi Official blog

 

庭 山本文緒 一角獣 小池真理子 を読んだ - Yoshinori Hoshi Official blog

 

清水夫妻 江國香織 ピラニア 堀江敏幸 を読んだ - Yoshinori Hoshi Official blog

 

散り花 乙川優三郎 を読んだ - Yoshinori Hoshi Official blog

意識高い系

パテとトマトとピクルスと刻み玉ねぎ(搾るの忘れて水が出た)をパンに挟みサンドイッチを作っていた。最後に、

「バジルを香りつけに入れるんだな。おれは意識高い系だから」

と得意になってバジルを散らしマヨネーズをかけてたら、

同居人が、

「そんなにマヨネーズかけて、ガキかよ」

とぼそり言ってくれた。