わたしが大失敗したのはかれこれ93日前であった。
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売らずに持っていて、損失は広がっているのであるが、ここまできたらもうネタである。
怒号飛びかう、とかyahooニュースに載っていたが、その通りだった。
なんというか、もう滅茶苦茶である。
特に動議の扱いが酷かった。
動議が出ているにもかかわらず、あの飄々とした社長(綱川社長=議長)は軽くやり過ごす。動議の決を採らない。
あまりの酷さに、議長解任の動議が提出された。さすがにそれは決を採らざるを得ず、議長は動議を取ったが、賛成と反対、両方の声が出た。わたしは明らかに賛成の声のほうが大きかったと思う。なのに、議長は「反対多数で否決です」とさらっと言ってのけた。
株主からは、
「株主総会でも不正するのかっ!」
と怒号が飛ぶ。
あの綱川社長はよほどの大物か、さもなければキチガイで、反省の色など微塵も見せなかったし、何を言われても他人事のように受け流す。だから、質問で一番多かったのが、「役員の反省の色がまったく見えない」というものだった。
たぶん、いや、絶対、反省など微塵もしていないのが露骨に分かった。むしろ、四十人の役員たちは、自分たちは被害者、くらいに思っているのだろう。巨大企業の宿命か。
だから、質問にもまともに答えない。リストラ社風の問題を指摘されると、「それは東芝総合人材株式会社が管理しているのでわからない」とか平気で言うのだ。7千億の損失をだして、「内部監査は機能していた。経営判断に誤りはなかった」などといけしゃあしゃあと抜かす。そりゃ、株主もぶち切れる。
会場外はマスコミだらけで、四回もインタビューを受けた。そのうちの一回はテレビで、めっちゃカメラに取られた。ダンディズムの実践をしていてよかった。