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小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

ポモドーロ・テクニックなる仕事術

世に仕事術なるものは溢れている。それだけ、みんな仕事に重きを置いている、もしくは、仕事なんかまじめにしたくないので、仕事術なるもので効率を追い求めているとも言える。本当に楽しいことなら、変な術を使って手短に終わらせようなんて考えないだろう。

わたしは様々な仕事術なるものに手を出してきたが、どれも長続きしない。おそらく今回も長続きしないだろう。

最近試しているのはポモドーロ・テクニックなる仕事術である。どういうものかというと、25分集中して仕事をして、5分休む。これを繰り返す。4回ほど繰り返したら15分ほど休み、同じ事を繰り返すだけ。じつにシンプルである。

やってみてわかったことは、25分は意外に短い。短いので集中せざるを得ない。集中するから仕事の効率が上がる、そんなようなところであろうか。

ただ、これは面倒で嫌なタスクにしか通用しない。25分というのは集中力が持続する時間らしい。でも、人間、寝食を忘れるような好きなことなら、集中力はもっと遙かに長く続く。わざわざ25分にする必要はないし、休憩もいらない。

面倒なタスクを抱えていたら、この方法は有用かも知れない。試す価値はあると思う。

 

 

アジャイルな時間管理術 ポモドーロテクニック入門

アジャイルな時間管理術 ポモドーロテクニック入門

 

 

うまい珈琲がお湯でイギリス人と雪原でラジコンを飛ばす

うまい珈琲が飲みたいね。ということで、四国に引っ越すことにした。
四国の住宅街にある、自宅を改築したような珈琲屋は気さくな女主人がいて、確かに美味い珈琲を飲めた。

あまり、珈琲屋に長居しては、とわたしはテイクアウトでもう一杯頼んで外に出た。テイクアウトした珈琲は確かにうまかった。でも、珈琲の味がしない。ふたを取ってみると、それはただのお湯だった。

交差点の隅のベンチに腰掛けていると、先ほどの女店主がやってきて、
「ごめんね、うちの珈琲高くて。でも、田舎じゃこのくらいじゃないとやってけないんだ」
と言い訳のようなことを言う。
「いや、別に高くないですよ。普通かな。東京はぜんぜん高い珈琲がごろごろしている」
「ううん。でもうちの珈琲は高いんだよ。ごめんね」

そう言って女店主は去る。

別に高くない。一杯800円だ。豆だって200g880円。安くはないが高くない。それよりも、わたしは、今飲んでいるこれがお湯だと伝えるのを忘れた。お湯が800円は高いかもしれない。でも、このお湯は文句なくうまい。

お湯がうまいとなると、なんのために珈琲のうまい町に越してきたのか。
帰りたくなって、空港行きのバス停に行くと、向かいのゴミ捨て場には、わたしの引っ越しで出たゴミが山積みしてあった。生ものは特に入っていないのに、カラスが袋をつついて中身を次ぎ次ぎ出していく。

「あれ、あんたのゴミだろ? 片付けろよ」

そう言われて、しぶしぶ散らかったゴミを集めていると、バスを待っていた人たちがみんな手伝ってくれた。四国の人は優しい。

空港にはガラスの高い建物があった。びっくりするくらい薄っぺらい建物。面白いから、その建物の中に入ってた。薄いガラスのビルは階段の両脇に畳の部屋があったり、チケット売り場があったり、その薄さをめいっぱい活用していた。

階段に座って一休みしていたら、イギリス人が、「これから北欧にラジコン飛行機を飛ばしに行くけれども一緒に行かない」と誘ってきた。

北欧の雪原は広かった。イギリス人は優雅に飛行機を飛ばしていた。雪原に立つ一本の木を数周すると、着陸させた。
「おれにもやらせてよ」
「いいよ。でも、もう一回飛ばしてから」
イギリス人は飛行機をあごで指す。投げろという意味だ。地面が雪なので滑走できない。手で投げて飛ばすしかない。

わたしは全力で飛行機を投げた。
「バカ、どこ投げてる!?」
イギリス人が焦ったような声を出す。
わたしの投げた飛行機は急上昇して、電線に絡まった。そして、火花を散らした。

「なんてことしてくれる」
「ごめん」
「これはもう罰ゲームだ」

ということになり、イギリスに帰ると、ツムツムの靴下タンスの中に入るだの、分けの分からない罰ゲームをする羽目に。

 

といったろこで目が覚める。

だいたいこういう支離滅裂な夢が多い。文字にすると分けが分からない話だけれど、夢で見ているときは、はらはらどきどき、エキサイティングなのである。

夢について投稿しているので、自分の夢を書いてみた。

yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp

こうやって書き出してみると、現実と夢は別物といってみたものの、リンクしているところも多い。例えば珈琲などはわたしが現実で強く興味を持っているものである。ラジコン飛行機はやったことはないけれども、なんとなくやってみたい気もする。

楽琴書以消憂 ギターが好きだ。

お題「演奏できる楽器」

 

わたしはその昔、音楽家を目指していたこともあり、弾ける楽器はかなり多い。物心つく前からピアノを習わされていたのは、後々にとって仕事上の役にはからきし役に立たなかったけれども、趣味で楽器を弾くのには役に立っている。

 

一番好きな楽器はギターである。ギターは良い。ソロギターも楽しいし、みんなで歌うのもよし。エレキギタークラシックギターアコースティックギター、ジャズギター。ギターが弾ければ様々なジャンルを楽しむことが出来る。

 

ただ、様々な種類のジャンルが出来るために、いろいろなギターが欲しくなるのには困った物である。同じアコギでも、この曲はギブソンかな。このアーティストやるならマーチンだ、みたいに、際限がない。

 

「楽琴書以消憂」というように、気晴らしにちょうど良い。生まれ変わっても、ギターはまたやりたいと思う。